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悲しい現実 その二

投稿数を維持するのは相変わらず辛い…

いっそのことまとめて全話投稿出来るボタンでもあればな…

ブンッッ!


「…とっ、とっ!?」


「…お客様、そちらもかなり重く仕上がっておりますので…」


「ふん、少しバランスが悪い様だなっ!此処は粗悪品を扱っているのかね?」


「そ、そんな事は…」


言い掛かりではない。

バランスが悪いだけだ。


「ではこれを…」


「お客様?」


次に目をつけたのは正に冥府魔道を往く俺にピッタリの胴太貫


ちょっとファンタジー感はスポイルされるけど日本人だから逆に似合うだろう


ブンッッ!


「ってあれっ!?」


「…お客様…」


格好良く上段から袈裟懸けにしたつもりが刀の重量に負けて三振バッターの様に一回転して尻餅までついてしまった…


「うむ、やはり胴太貫ではファンタジー感が味わえないな。」


「お客様。。。」


それから俺達は様々な武器を試しまくった


レイピアや曲刀、ダガーや何から何まで。


ー一時間後ー


「ハァハァ、お、お客様!お似合いですよ!」


「。。。」


「えっ!?…す、凄く独創性な武器ね。す、素敵よ?」


「。。。」


結局サバイバルナイフ位の重量で少しでも長さを考慮した武器が俺の右手に収まっていた


「…なぁ、これってパールじゃ…?」


「な、何を仰いますか‼こ、これは…そ、そう‼わ、和製スピアーと申しまして…突いて良し、殴って良しの逸品でございます!」


「…なぁ、何でL字なんだ?」


「はっ⁉あ、あっはっはっ‼それは敵をこう…引っ掛けて押し倒す為にです‼」


「…なぁ、何で先っちょが二股に割れてんだ?」


「はいっ⁉…えっと…それは敵によりダメージを負わせる為のデザインでございます‼」


「なぁ…」


「はいっ⁉」


「此処に○△工務店って…」


「はぁっ⁉そ、それは…そうっ‼この武器の意匠でございますよ‼」


「。。。」


「。。。」


「と、とにかく防具と武器が揃ったわっ‼レッツ冒険‼」


「。。。」


こうして俺は薄い革鎧と軽さ重視の木の板…ならぬ盾とバー…じゃない、えっと…和製スピアーを手に初音さんの依頼を完遂すべく依頼主の下へ向かったのだった

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