悲しい現実 その一
「あの。。。」
「如何なさいました?お客様」
「着け方が分からなくて…」
「あぁ!これは大変失礼致しました!では失礼します!」
カチャ、カチャ、ガシャン
おぉ、まるでテッカ○ンじゃねえか‼
こんなの何処に弱点があるんだ?
関節部分が脆いのかな、やっぱり
「お客様、如何でしょうか?」
「うーん、気に入ったよ!」
「それはそれは…宜しゅうございましたね」
「初音さんに見せたいんだけど」
「ではお呼び致しますね」
…シャッ!
「どう?」
「カッコいいよ、ヒロシ君!」
「フッフッフッ…これで俺の覇道がかな!?」
ギッ、ギシッ。。。
「ヒロシ君どうしたの?」
「…動けない…」
。。。。。。
「お客様、とてもお似合いですよ」
「うん、やっぱり最初は初心者用の防具が一番だねっ!」
「…えぇ…似合ってるわよ」
現実問題としてフルプレートメイルはアイアン・メイデンになって却って危険だったので
最初は初心者用革防具でスタイリングしてみた
…諦めた訳では決してない。決して。
次に連れて行って貰ったのは隣に併設されている武器屋だ
こういう導線無視の店配置がやっぱり異世界だねっ♪
「いらっしゃいませ~」
「この人に合う武器を探してるんですが」
「はいはい、それではこちらに」
店員さんは俺を裏手にある部屋に案内してくれた
どうやら此処で腕力・技術・戦闘スタイル等から適した武器を見繕ってくれるらしい
「それでは先ず此方を」
そう言って手渡されたのはちょっとしたキャンプ等に持って行くレベルのサバイバルナイフだった
「オイオイ、これから冥府魔道に入るって俺にナイフとかないわぁ~、せめて胴太貫位は持って来ないとっ!」
そう言って部屋の一番奥にある大剣を指差した
あの有名な「それは剣と言うにはあまりにも…」なレベルの大剣だ
漢ならあんな大剣を軽々と振り回してこそ!
「ですが…お客様?」
「ん、少し意匠が気に食わないな、次!」
「は、はいっ!」
…何だありゃ?あれは剣じゃなくて鉄塊だろ…
鉄骨持ち易くしたレベルの剣をよくもまぁあんなにブンブンと…
次に指差したのは同じ漫画の初期に使用していた様な剣だ
フフフ…まぁ最初はこれで鍛えていずれ超人の膂力を得てあの鉄塊を振り回すのだ!
主人公だってこの剣に石括りつけて素振りしてたからな!
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