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2:プロローグだよ全員集合(後)

プロローグの後編となります。

お楽しみください。

その瞬間だった。

俺たちの視界を埋め尽くすかのような光量が円卓に満ちあふれ、俺はおもわず目をつぶる。


音は一切しなかった。むしろ聞こえなかったのかもしれない。

となりのヤスが俺の足元に纏わり付いてきたのが分かった。

頼むから鼻水とかは付けないでくれ。


しばらくして、目を開けると……すでに発光は止んでおり、そこに神々も生徒たちも、その姿はなかった。

数分が経過する。ふとヤスが言った。


「あれ? マジで置いてけぼり?」


当てが外れたという感じの声だ。

実際、俺もあの神々になにか言われるもんだと思っていた。


「スルーかよ。すげえな。最後まで石ころ扱いだ」

「変なところに感心してどうするのだ!? いいか、我々は転生もできずに、このおかしな場所に閉じ込められたのであるぞ!」


ぎゃーぎゃーとヤスが騒ぎ始める。俺もその実感をようやく持つことができた。

出口は見るかぎりない。ただ円形の空間がここにあるだけだ。

食べ物も、飲み物も、パソコンすらもない。D○Mに繋げないので艦○れもできない。


「やっべえな、この状況」

「理解したかっ!」


こくこくと首を縦に振る。うん、どうしようこれ。

しばらく俺たちは円形の空間をうろつきまわり、せめて暇つぶしかなにかがないかを探し始めたが。

それは所詮無駄な努力だった。ここには大理石しかなかった。某借金大国の財布みたいにすっからかんだった。


そのうち、俺たちは諦めてだらだらとし始め、それにも飽きると円柱でだるまさんがころんだを繰り返した。

が、それもすぐに鮮度がやってきて、俺たちのあいだで罵り合いが始まった。虚しくなってきたので止めた。


「……なあ」

「……なんであるか」

「……死ぬのかな」

「……たぶん」

「……HDD、処分してくれるかね」

「……たぶん」


円形の床に寝転がり、澱みきった視線を天井に向けながら、俺たちはどうでもいい会話を投げ合っている。

やがてはこれにも飽きるのかもしれない。というか、俺の人生なんだったんだろう。

こんなことになるなら、せめて後悔のないように必死で生きておくんだった……。


そんなとき。俺の耳に大理石の床を踏む靴音が聞こえた。

はっとなって、ヤスと共にがばりと起き上がる。その瞬間、俺たちは揃って硬直した。


いま見たものを理解しろ、と言われても難しい。そんなレベルにあるようなナニカ。

たしかにそれは『人』なのに、それは『人』ではなかった。


なぜなら、『人』はあんなに美しい生き物ではないからだ。むしろあれは二次元の極地だ。

星屑を流したような銀髪に、月光を集めたような美貌。体格は華奢なほうだが、全身からは一滴の弱さも覗えない。


「売れ残りは福があるそうなのだけどねぇ。あんたたちがそうかしらぁ?」


彼女はその惚れ惚れとするような相貌を不審に歪めた。


「……うーん。そうねぇ。所詮売れ残りよね。やっぱしィ」

「ごめんねえ。あたしのせいで遅れちゃって……」


声を発したのは、姿形は違えどおなじ美貌の少女だった。いつの間にか彼女の後ろにいる。

こちらは対照的に蒼色の髪をショートカットにしており、服装も半透明の衣のようなものを身にまとっている。

共通点は目だった。ふたりともぞっとするほど紅い色の目をしている。


「あら、いいのよぉ。あの馬鹿神どもに付き合うくらいなら、あなたと新しい種族を弄ってたほうが楽しいわぁ」


どこか間延びするような口調は、不思議と耳になじんで上品だ。

彼女はくすくすと蒼い少女の頬を撫でると、ふと視線に入ったとでも言うように俺たちのほうを見た。

――紅い目に射抜かれる。その奥に横たわる混沌としたナニカに、俺は金縛りを受けたかのように動けなくなる。


「うーん。まあ、及第点かしらぁ?」

「あ、この子好きかも!」


蒼い少女のほうはトコトコとヤスのほうへと歩み寄り、喜ばしげにあいつの腕を触っている。

肝心のヤスは冷や汗のようなものを流しつつも、どこかうほほと気味のわるい声をあげていた。変わんねえなほんと。


「……私の声、聞こえてるのよねぇ?」

「むぐっ」


頬を美術品みたいな手で掴まれる。目が怖いが、それ以外はヤバいほど綺麗なだけだ。そうだ。なにも怯える必要はない。

……女子に触られたのって久しぶりかも。


「き、きこえてましゅ」

「あら、そうぉ?」


彼女は月の女神のような微笑みを浮かべると、手を離して言った。


「ようこそ。虫けらのみなさぁん? どうせあの神々に選ばれなかったポンコツよね?」

「え、えと……はい。なんか選ばれませんでした。コンビニの廃棄食品です」

「うふふ。あいつらに復讐したい、とか思わないィ?」

「いや特には――ひぎい!」


月の女神が苛立ちのこもった視線を向けてくるのと同じく、俺の身体を電流が流れた。

なんじゃこれ、バラエティの罰ゲームか。


「はぁ……物わかりのわるい愚図ねぇ。セエレ、そっちはどうかしらぁ」

「あ、うん。復讐したいってさ」

「も、も、もちろんである! ワガハイはいまから復讐の鬼と化す!」


お前、それは色仕掛けに負けてるんだろ。明らかに顔がデレてるもんな。

ともかく、俺はいきなり愚図呼ばわりしてきた超美少女のほうに質問を試みる。


「あのー……」

「なに?」

「あなた方はいったいどういう人たちなんですかね」


瞬間、身体に例のビリビリが走り回る。いたいたいたっ!? あ、もう勘弁して……。


「不遜とはこのことだわぁ。最近の下等生物は礼儀も知らないのねぇ」

「す、すいましぇん」

「私の名はティラーア:クラシル。執着と権力の神」


ふっと髪をかき上げて、決まった、とでも言いたげな顔をする美少女。

ああ、神様なんだ。うん。なんかやっぱりそうなんだろうとは思っていた。

頷いてあげた。彼女がニッコリと微笑んだ。


「アバァァァァァァ!?」

「無知とは罪ねぇ……ほんとに」

「で、電撃はやめて。マジでやめて」


その場で土下座が効いたのか、彼女はその表情に呆れと軽蔑を浮かべると、気を取り直したように言った。


「お前たちは『主座の戯れ』に選ばれたのよ。英雄候補としてねぇ」

「しゅざのたわむれ?」

「……秩序と混沌の遊戯。神々の代理戦争。お前たちの世界で例えるなら、チェスになるのかしらぁ」

「じゃあワガハイたちは駒扱いであるか!?」


今までスケベな顔をしていたヤスが、咄嗟にシリアスモードで問い返す。


「? なに当たり前のこと言ってるの。神々に奉仕できるのは幸せなことでしょー」


ヤスの腕に抱き着いていたショートカットの美少女が、心底不思議そうに応答する。

いや、まあ現代日本人の俺としては理解しがたいです。はい。


「と、ともかくその変なゲームに選ばれたとしても、なんで俺たちだけ土壇場でハブられて……」

「不公平である!」


銀髪の美少女――ティラーア:クラシル様(敬称をつけないと電撃が飛んできそう)が、俺たちの抗議を一笑に付す。


「そうねぇ。お前たち、外見といい、知性といい、まったく愚物にほかならないのだけど、それが原因ではないわね」


なんで俺たちこんなにディスられてんの。なんか悪いことしたっけ。


「えーとね、君たちの『魂』なんだけど」


ショートカットの美少女が唇に指をあてつつ、話題を引き取る。


「とにかく欠陥品なんだよね。自分ではそれなりかと思っているかもしれないけど、廃棄物以下だよ」

「神様にガツンと言われるとダメージでかすぎるんですけどォ……」


きれいだと思うほど自惚れもしてないが、さりとてゴミになるほど罪を重ねたつもりもない。

それはヤスも同じ気持ちらしく、どことなく恨めしげな顔付きだ。

あ、電撃で悶えてる。


「まぁ、魂なんて気にしたことなかったですし」

「オカルトだと思っていてな……」

「これだから『虚無界』から連れてきたのは駄目ねぇ。敬意がないんだもの」


ティラーア様はどこか小馬鹿にしたように俺たちを眺め回すと、表情を微笑みへ変えた。


「それでも、秩序の連中に付いていった奴らよりかは幸運よぉ。お前たちィ」

「そのとーり! あたしたちぐらい、寛容な神々はいないからね!」


えへんと胸を張るショートカットの美少女。ティラーア様も髪をかき上げて嬉しそうだ。それ決めポーズなのね。


「お前たちふたりを英雄候補として選ぶつもりよぉ。ああ、なんて慈悲深いのかしら」


ヤスと顔を見合わせる俺。え、なに。もしかして転生できんの。

なんか見放されちゃった俺たちが?


「あの……具体的にはどんな特典が……」

「あたしは狡知と色欲の女神、セエレ:マルフール。そこのメガネくんは可愛らしい女性が欲しいのかな?」

「ファ!? え、ええ。そうでありますゥ!」

「ならうってつけだね♪ あたしの祝福を受ければ、きっとモテモテの英雄候補になれるよ」

「き、聞いたか。レイジ? 遂に我が世の春が来たかもしれんぞぉ!」

「あー、はいはい」


勝手に興奮している変態は置いておくとして、なんにせよここから脱出できるという点だけでオイシイ。

ほかの連中が転生したのにも関わらず、俺たちはここにずっと閉じ込められていたわけだし。

秩序か混沌か知らないが、片方が俺たちを見捨てたなら、あとはもう片方に付くしかないと思う。

だけどまあ、ちょっとこわいので契約条件について少し……。


「なんというか、その、質問があります」

「却下」

「そうですか……え、なんで!?」

「その態度が気に入らないのよぉ。神が祝福を授けるというのだから、黙って受け取りなさいな」


どこか機嫌が悪そうに頬杖を付くティラーア様。これ以上、気分を損ねたらヤバそうだ。

それでも混沌の神々と自称しているくらいだから、いま質問しておかないと大変なことになる気がする。


「あの、俺たちって魂が海苔弁なんすよね」

「その例えはちょっと理解できないけど、まあ、ガラクタという意味ならそうねぇ」

「なんで秩序の神々? が見放したような俺たちを、あなた方がわざわざ選ぶんですか」


ティラーア様が不意に笑みを作る。どこか昏い愉悦のこもった表情だ。

彼女は俺たちに聞こえるようにして囁いた。


「秩序に見捨てられしものはね。いずれ混沌に身を任せるようになり、あらゆる自由と快楽に溺れて――」


そのおぞましくも美しい紅眼を細めて、ティラーア様が続ける。


「素晴らしい道化に仕上がってくれるのよぉ。体制に変革をもたらすものとしてねぇ」


最後に彼女はにっこりと俺に微笑んでくれた。

あ、胸が高鳴りそう。俺は咳払いしてそれを誤魔化した。


「ごほん!……つまりアレですか。秩序の神様がムカつくから、お前がポイした素材でいいもん作ってやらぁ、みたいな」


俺の物言いにきょとんとした表情を浮かべるティラーア様。

ちょっと考え込むようにすると、


「んー、そうね」


そうか。


「どちらかといえば……そうね」


言い直した。


「なんでタメ作ったんですかいまの。二回言わなくてもいいですよ――ギャァァァァ!?」

「お仕置き♪」


よ、余計なことは言わないでおこう。さすがの俺でも学習能力はある。

というかヤス。お前、なにこっちを哀れんだ目で見てんだ。泣くよ?


「と、ともかく理由は分かったのである。運命論みたいで好かぬが、そういうものなのでありましょう」


目をそらして、うまく話題をまとめるメガネ男。


「なら受け入れるのねぇ」


それを好機とみたのか、ティラーア様は俺に視線を向けつつもヤスに言葉を返す。

はい。そんな目で刺さなくても降参してます。大丈夫。


「ええと、はい。手間取らせてすいません」

「だってさ、ティラ」


軽やかに笑うセエレ様に、ティラーア様が優しげにうなずく。


「あんまりケチをつけるようなら潰してしまおうかと思ったけど。そうねぇ。これなら祝福をあげてもいいでしょう」


セエレ様はそれを聞くと、すぐさまヤスの腕をぐいっと引っ張った。

おう、ヤス。なにニヤけてんだ。気持ちは分からんでもないが。


「ならあたしはこのメガネくんねー」

「あら、気に入ったの?」

「正直なところがね。けっこう愉快かなぁ。ティラはどう?」


視線が戻ってくる。品定めするかのようにこちらを観察しているティラーア様。

ちょっとでいいから、やめてほしい。プレッシャーすごいんだよそれ。


「いちいち勘にさわるけど、悪くないわ。当分遊ぶにはいいおもちゃよ」

「お、おもちゃ……」


おもちゃである。仕方ない。


「はいはーい! じゃあ、あたしの言葉に続いてね」


善は急げとばかりに、元気よくセエレ様が片手をあげる。

おう。なにか言わされるのか。俺とヤスは、すぐにセエレ様へ目と耳を集中した。


「我は邪神の使徒。混沌に仕えし英雄」


じゃ、邪神か。最初からアッパーやなぁ……。

ヤスと俺は視線を合わせると、なんにせよ言うしかないとみて、お互いにうなずいた。


「「……我は邪神の使徒。混沌に仕えし英雄」」

「闇にさまよい、悪徳を抱擁し、ときに変化をもたらすもの」

「「闇にさまよい、悪徳を抱擁し、ときに変化をもたらすもの」」


闇が底辺という意味なら、たしかにずいぶんと彷徨ってきた。

俺たちはスクールカーストのボトムズ(最低野郎)である。


「構造の破壊者。欲望の支持者。循環を与えしもの」

「「構造の破壊者。欲望の支持者。循環を与えしもの」」


構造も循環も知らないが、欲望だけは知っている。

俺たちはめちゃくちゃ下品なボトムズ(最低野郎)だ。


「――我は世界を望み、かの者に移ろいゆく忠節を捧げる」

「「――我は世界を望み、かの者に移ろいゆく忠節を捧げる」」


移ろうというか、目移りすることにかけてはけっこういい線いくと思う。

なに? それは単なる優柔不断だと? 言わんでいいよそういうの。


「おしまいっ」


ほへっ?


「え、これだけ」

「これだけだよー」


た、たしかにクラスメイトたちも、そんなに長い口上を述べられていたわけではなかったが。

もっとこう……なんていうのかな。校長先生の話みたいに長ったらしいわりには内容が薄い感じの……。


「案外たいしたことがないんであるな。もっと大仰なものを想像しておった」


ヤスも拍子抜けした表情だ。うん、俺も同じ感想を――。


「いっ!?」


そのとき、俺の左胸にひどい激痛が走った。ヤスも一瞬驚いてから、すぐに奇声を発して飛び上がる。

いきなり斬り付けられたかのような感覚がした。急いで確認してみる。


「な、なんだこれ」

「こ、刻印である!? しかも光っておる!」


……俺たちの胸部には、なんとまあ、円形にバツ印を組み合わせたかのような紋章が刻まれていた。

なに、これ。ベルセルク?


「――おめでとう。我が臣下よ」

「それは契約の証。貧弱なる人間から、混沌の貴種たるデーモンとなるためのねぇ」

「デーモン!?」


で、デーモンってなんじゃいな? ドラ●エか、w●zか。どっちもいい思い出皆無だぞ。


「それだけじゃないわぁ。デーモンはデーモンでも、そこに君臨するデーモンロード(君主)よぉ」

「うれしいでしょ? ねねっ? サービスだよ」


誇らしそうに喜ぶ二柱に対して、呆然とする我ら二人。

俺はさすがに相手の言っていることが理解できなくて、タメ口も介さずに口を開いた。


「ちょ、人間のままで転生させてもらえるんじゃないの!?」


二柱は俺の叫びに対して、まともに取り合うのも馬鹿らしいとばかりにそれぞれ笑いを漏らした。


「そーんな話はいちどもしてないと思うけど」

「お前たちの勘違いねぇ。ふふっ」


あかん。やっぱこの神あかん。


「故意であるぞォ!? あの笑みはまちがいなく確信犯であるゥ!」

「はいはい。別にいいじゃないィ。外見が人間のままなら。無論、真の姿はちがうんだけどねぇ」


外見は人間のままだけど、中身はちがうって……。

え、じゃあなに。心臓が二個に増えたりすんの。

おい病気になったらどうすんだ。お医者さん困っちゃうだろぉ!?


「というわけで、本来の“人間”としての姿とはこれでお別れだから。いまから転生するけど、なにか言い残すことある?」


さらっといいのけるのは神様の特権。

もはや俺たちの嘆きなど存在もしていないように話を進めていた。

というか、この状況で飛ばされるのはマズい。


「あっ……ちょ、いろいろ聞いてないことが!」

「タイム! タイムじゃああああ!」


ヤスの必死の嘆願にも関わらず、俺のなかではいくらかマシじゃないかと思っていたセエレ様は、愉悦のこもった笑みで、こう言った。


「はい。時間切れ♪」

「どんな余興になるか、楽しみに観察させてもらうわよぉ。せいぜい頑張りなさい?」


ふたりはくすくすと微笑み合う。

それは女神の語らいと呼ぶに相応しい光景だったがしかし。

足元が、いきなり、溶けた。


「「う、うわァァァァァァ!?」」


そこからのことは覚えてない。クソ女神めが。


読了していただき、ありがとうございました。

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