太陽の花 ~幼女が人間やめて神サマに喧嘩売りに行く話~
嵐の夜ーー。
精霊に守られていた少女と呼ぶには幼すぎるその子供は、とある商人に拾われる。
商人一家の手厚い看病のお陰で、死に体から無事生還するも、自分が何者かも、どこから来たかも分からず。
さらに、その国の言葉も知らず、声を出して話す事もできない、あんまりにも生き辛く悲惨な状態でした。
しかしこの幼女、この後なんやかんやあって、人間辞めて神様に喧嘩を売りにいきます。
* * *
世界は急激な変化に飲まれていた。
この数十年で魔族の動きが急速に活性化。
異常現象である〈深淵〉を発生させ、そこから生み出された魔物を操り、魔族以外の種族を滅ぼす勢いで各地で甚大な被害が発生していた。
それは年々追う毎に増し、人々は恐怖と混乱に脅かされる事となった。
しかし、そんな人々に神からの救いの手が差し伸べられた。
神は世界を救う力を与えた、四人の子供達を遣わせ人々に天啓を与えた。
【御子達に授けし『力』を持って、忌まわしき魔族共をこの地から消し去らん】。
人々は神の施しに、感謝と断固たる意志と共に誓った。
必ずや神から遣わされた御子達を世界を救いし英雄、『勇者』と共に魔族を滅ぼすとーー。
そして世界は慌ただしく軋みながら転がり出す。
それを見守る者達も巻き込んで。
そして、いつか総ての始まりに辿り着く。
それは、大切なモノを奪われ、無力だった一人の少女が歩んだ軌跡と戦記――。
一応、異世界転移モノとして書き出していますが、序盤はそんな様子がほぼほぼ皆無です。
気長に見ていただけると幸いです。
誤字脱字などがございましたら、お手数ですがご連絡いただけると大変有り難いです。
更新は最低でも週一を予定してます。
目指せ、安定した週二回更新……。
趣味全開&人生初の投稿作品でgdgdしてますが、どうかよろしくお願いします。
プロローグ
ーー 最初のはじまり、終わりのはじまりーー
2019/03/25 18:55
(改)
第一部 幼女、商人さんに拾われる。
二度寝の間に回想は進む。
2019/03/25 20:30
(改)
商人の帰り道。
2019/03/26 22:59
(改)
おはようございます。
2019/03/27 20:00
(改)
とりあえず笑っておく。
2019/03/28 20:00
(改)
好奇心と妹と。
2019/03/31 22:46
(改)
新生活に慣れない。
2019/04/06 21:03
(改)