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約束  作者: 蓮華
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私にとって




 振り返ってみれば、話は早い。


 馬鹿の一つ覚え。



 私は男を、君以外に知らない。




 ずっと、ずっと、待っていたから。



 誰かからの誘いを断って、泣いて、

 君に会えないから寂しくって、泣いて、

 君に会いたいって、卒アル出してきて、

 ついには、毎日のように君との夢を見て。




 夢、


 夢でしかなかったのかな?


 私と君との将来は。



 思い描いていたのは、私だけ?

 昔は、一緒に描いてたはずなのに、

 今では、君が何を考えているかがわからない。



 むしろ、君の居場所は未だにわからないまま。



 私は君を追いかけることも、

 夢の架け橋を辿ることもできない。




 ただ、今まで通り、待つことしかできない。






 誰に諭されても、私は私。


 誰に誘われても、私は私。



 これからも、貯金はする。

 これからも、暇さえあれば、本を読む。

 君に会いたいから、木の下で待つ。







 「早く来ないかな?」って心で唱えながら、

 私は濡れてぐちゃぐちゃになった本を今日も読む。




































好きだけど、好きだけど、

それをどこまで信じていいのかがわからない。


一途でいればいるほど、

他の人が見えなくなる。目の前が君だけになる。


好きすぎて、夢にまで出てくる君。

私の将来には、君しか出てこない。

私と君だけの世界。 たった、2人だけ。


それ以上はいらない。

それ以外は求めない。


だから、お願い。 戻ってきてよ。。。






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