まじめな解説
この史記は架空の国家「大倭国」とその領土である「大倭嶋」、周辺国である「夏国」(夏大陸)、「猪村島」、「南楼蘭土」などの歴史について書かれた書物です。
中学生のころ、近所の公園の裏手に小さな山のようなものがありました。山は間伐のために人が入る小さな林道がありましたが、普段は人が全く立ち入らないような場所でした。自分と友人らは、この山に入っていくとところどころ林道に開けている場所があることを発見しました。また、この山には竹や、果物が生えていました。それで、この山の開けた場所を都市として、山を測量し、いくつかの地域にわけてメンバーに与えて国家運営のまねごとをしようとなりました。
各メンバーはそれぞれの土地の名称と風土(多くは現実の国家を意識しています)を考えていました。ちょうどそのころ、ものの本で国には「王室」、「神話」、「英雄」が必要であると読みました。王室はメンバーの誰かを立てればよい。英雄と王室は歴史書を作ろうということで、メンバーがそれぞれ現実のいろいろな神話や歴史を研究してこれらを題材に歴史を作りました。それらをまとめ、また古代国家が国際社会にその正統性をアピールするという設定もあったので、頑張って漢文調で書物をまとめました。
これは、その書を多少手直ししたものです。