序文
⚠️Trigger warning ⚠️
一応……
それ、詩ですか??
時夜花
〇
今までの人生を、過去へ――
すべてが消された
烈火のような記憶が、
巻き込まれた残骸は、むごたらしくて見ていられない
すべてが停滞しているようだ
時間も空間も、何もなくなった
空虚な廃墟だ
彼らは、今何をしているのだろうか?
元気だろうか?
その時から、
何もかも順調になったのかな
私は、心臓を
大地にたたきつけた
パン生地をこねるように
一つ、一つ
重く搗く
リバースにより
何もかも燃やし尽くし、底から生えた花である
洗練されてから鋭気を蓄えて
すべてが消された後
明け方へ向いて
Ⅰ
――捧ぐ、
あの長く続いた歳月へ
結局
どれだけの執着も
時間の奔流には抗えなかった
すべてを洗い流され
ただ小さな『記念品』のような信念だけが残った
私たちは
それぞれ別の道を歩んでいった
もう
別の時空でまた会えることを願わない
これがいわゆる
人々がよく言うの
「青春の終わり」だと?
「いいえ」
あなたはそう言った
「それは、私が"私"になる原点だ」と
そのとき
私がカーテンを開き
もうお昼過ぎ
日陰の明るさに晒され
そこに居なかった日々の中に
混沌とした生活の痕跡が、ようやく目に映った
あれほど凍りついた時間は
ずっと遅れながら進み
同時に、腐敗していくのだろう
あの夜明けに立っていた私と
どこかで彷徨っている彼らと
いったいどうなっているのだろう
残された私と
殻と同時に朽ちてゆく私
そして、かつての全部と共に消え去りたい私も
ついに
同じ時空に辿り着いたのだ
私はまだ
バラバラになっている魂を
むりやりに一つに繋ぎ直そうとは思わない
だけど
もし残りの人生を、一緒に過ごすなら
それも悪くないのかもな
人知れぬものよ
そのままあっていい
たとえ
夜明けにはもう居なく
たとえ
土に還る前に腐り果て
たとえ
バーチャルな残骸すら残らなかったとしても
たとえ
「そもそも存在しなかった」と名乗ったとしても
だから何だ?
何と言っても、この小さな記念品は
人知れぬものたちが記念品になったより前に
取り返しのつかない形で
ある者の人生に影響を与えた
その影響は
きっとこれからも続いていく
「かつて存在していた」
その事実はもう証明なんていらない
あなたが「信じてもいい」と思える前から
もしかしたらすでに別の場所で
独立して、存在していた
別のかたちで
別の記憶で
別の
私
(私は夜明けに生まれ変わって)
(ゆうまぐれによみがえる)
(私はできる限り息を延ばして)
(過去のラビリンスへ戻らず)
(完璧な人間はいないことを信じて)
(真夜中へも、私は恐れず歩く)
(私の魂が満たされるまで)
(何にも属さず、私はそこにいる)
Ⅱ
すべてが消された
烈火のような記憶、
壊されたそのミは、もう何もなく、底から踏み越えるしかない
すべてが停滞しているようだ
時間も空間も、なにも無くなった
苦境の野原だ
彼らは今なにをしているのだろうか?
元気だろうか?
その時から、
何もかも順調になるように
リバースにより
何もかも燃やし尽くし、底から現れた星屑
いのりを捧げて未来の形を組み立て
すべてが消された後
明日へ向いて
(私は夜明けに生まれ変わって)
(ゆうまぐれによみがえる)
(私はできる限り息を延ばして)
(過去のラビリンスへ戻らず)
(完璧な人間はいないことを信じて)
(真夜中へも、私は恐れず歩く)
(私の魂が満たされるように)
(何にも属さず、私はそこにいる)
Ⅲ
タビビトの私は、塵を集めていく
過ぎ去った歳月と、何かによって消された記憶は供養される
拙い文字で綴った模造品――
この文を、君に捧げる
遠い記憶に沈むあの町の
言葉に表せない、万分の一の美しさが
微かでも、君に伝わればと願っている
消えた町は、永遠に心の底にある
これからも、生活は続く
夢のあの町で、また会おうか
さよなら
挿絵は自分の過去作です。
日本語が下手くそでchatgpt先生に何回目文法をチェックしてもらいました。(土下座)
(遊び程度でスマホを弄って弄って急に、もうそんな時間?!ということで昨日も全然寝れなかった……)
もとは中国語で書いたもの、ほぼ(夢)日記ですね。
このページはただの序文だけど、その後は本編が始まることなのか……は保証できないです(笑)
(翻訳はキッツ過ぎる)