表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勝手に召喚! 身代わり王女は困ります。 侍女のザマーとハピエンに転がされ? それなら自由に生きてやる!  作者: Aprツツジ
二章 エルムズ王国動乱

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

95/810

#59 ○エルムズ王国の新たな夜明け(13)その3

エピソードを分割して軽量化をしています


①女王エリーヌの政務の始まり【政務その13】#59 その1

〔女王様の即位式1〕女王様先頭に...パレード...


②女王エリーヌの政務の始まり【政務その13】#59 その2

〔女王様の即位式2〕女王様の...即位式...【一部更新しました】


③女王エリーヌの政務の始まり【政務その13】#59 その3

〔女王様の即位式2〕エミリア...王女アリーへ...【更新しました】




◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その13】


〔女王様の即位式2〕エミリア...王女アリーへ...


※「この話の時間軸は、『ユリウス様の正妃選びの試練』の『あとの』頃になります


 さーて、私の出番だねー


 アリー(アリシア)の紹介です。私は壇上の袖から出て待機しています。



 「えー、前王妃の姪にあたるアリシアですが、今回王族籍のはく奪という不祥事がございました。王族が女王様のみとなってしまうため、養子となりました」


 「我が国の第二王女となりました、王女アリシアでございます」


 共鳴するほどの拍手と祝辞の声が湧き上がってきましたー


 「リリアーヌ嬢と同じく、すでに3年ほど前に婚約が内定していました。今後側妃としてリリアーヌ嬢が嫁いだ後、ユリウス様へ嫁ぐ予定でございます。第二王女アリシアでございます」


 また、共鳴するほどの拍手と祝辞の声が湧き上がってきましたー


 玉座の前に進み、一礼して、みなさまへも一礼して、玉座の左手リリーの横に立ちました。


 私は内心、ああ! これから公式の場では、第二王女アリシアになっちゃたねー



 宰相は「えー、次に新たに領主となった方の紹介をします」


 ギル(ギルバート)の紹介です。ギルは壇上の袖から出て待機しています。


 「王弟殿下のご令息で、エリーヌ様を守られた、ギルバート君。王弟殿下の直轄領を引き継ぎ。新たに公爵となられます」


 玉座の前に進み、一礼して、みなさまへも一礼して、玉座の左手私の隣に立ちました。


 うん、ギルは、一瞬私を見て、顔に赤味がさしてきているよねー


 私はエリーじゃないよー、やめてねー、ユリウス様が嫉妬するとあの晩みたいになるからー、今度こそ逃げられないよー! 白い結婚が砕け散ってしまうの嫌だわーーー! とパニックになりそうになったわよーーー!


※#57 その3<ウリウス様強引で一晩過ごす事になる危機> ご参照ください


 そこへ、宰相は「えー、次の新たに領主となった方の紹介をします」


 あー! きたーーー! 援軍だーーー! 私はサッサと壇上の袖へ向かったー


 宰相や他の方達も、アレー! 戻るのー! という顔をしているー、知っているわよー、ワザットよーーー!


 宰相は切り替えて、私が壇上の袖に待機するのを待って「えー、王女アリシアは、領都エルモベストで英雄王女エリーヌと共に戦いました。領都エルモベスト奪還の功績があります」と実績の紹介をしたー


 「いま、新たに王太子殿下の直轄領を受け継ぐ、王女アリシアです」と紹介をしてくれたー


 私は、玉座の前に進み、一礼して、みなさまへも一礼して、玉座の左手ギルの隣に立ちました。


 ギルを見ると、もう真っ赤になっている。リリーも恥ずかしそうに赤味がさして来ている。リリー、ゴメン!


 みんなも、それには気付いて来ている。ユリウス様を見ると、リリーをにらんでいるねーーー!


 私もこれで、領都シュトガドルで、『ギルと一緒に顔が赤くなった』から恋仲のウワサをたてられたのよーーー! リリーもあのウワサを知っているでしょうーーー!! あ! リリーは私を怒ってるわねー!


 宰相も気付き「えー、これで、即位式を終わります」とすぐに切り上げた。即位式は解散になった。



 私は、エリーの部屋へ向かったー。エリーの部屋に入ると、エリーがギルの件は気付いていて、私の顔をみるなり、笑い出していたーーー!


 その後に、リリーが飛び込んできた「アリーは、いるのーーー!」凄い表情をしていたー


 でもエリーが「リリー、ねー、ギルはどーにもならないからー。ユリウス様のところに一緒に行って説明しましょう」となだめてくれたー


 エリーは「私も被害者なのよー。あれだけ真っ赤になると...伝わるのかな...こちらも恥ずかしくなるのは知っているからねー。みんな被害者なのよー」


 三人揃って、ユリウス様のところへ行った。私達を見ると、笑い出したー


 笑いながら「あのウワサ...を...思い出した...ギルとエリー...あったねー」


 なんだー、あのウワサ『ギルと一緒に顔が赤くなったからエリーは恋仲』知っていたのかーーー!!



 みんなで一緒に笑い出しましたー! =^_^=




私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ