#58 ○エルムズ王国の新たな夜明け(12)その3
エピソードを分割して軽量化をしています
①女王エリーヌの政務の始まり【政務その12】#58 その1
〔聖女様のお籠り4〕聖女様達...運命を...望む将来へ
②女王エリーヌの政務の始まり【政務その12】#58 その2
〔《緑の聖女》応援要請その9〕保護結界の儀式...展開...
③女王エリーヌの政務の始まり【政務その12】#58 その3
〔聖女様のお籠り4〕聖女様達...運命を...望む将来へ
④女王エリーヌの政務の始まり【政務その12】#58 その4
〔聖女様のお籠り5〕聖女様達...運命を...望む将来へ
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その12】
〔聖女様のお籠り4〕聖女様達...運命を...望む将来へ
※「この話の時間軸は、『ユリウス様の正妃選びの試練』の『あとの』頃になります
#58 その1より続く
今日は、聖女様達が来る日になっている。今日のリクエストはハンバーグ。屋台のおじさんと作ったケチャップを使って作る、簡易版の煮込みハンバーグ。
いつものように、城門の衛兵から、塔へ伝令が来た。マリアはすぐに案内へ向かってくれた。
マリアと階段を上がっている足音がしている。
今日も、暑いから、冷やしたアポリィ(リンゴ風)の果汁ジュースを用意している。
「こんにちは-」と《緑の聖女》エリカと《光の聖女》ユミナが入ってきた。
すぐに、食卓へ案内をして、冷やしたアポリィの果汁ジュースを出し、一息ついてもらった。
エリカとユミナから「エミリア、聞きたいことがあるんですがー」
「ええ、何かしら?」
私は、なんだろうと思いながら、話を聞いてみたー
「神殿長から話を聞いたのですが、本当は周りの人達も、エミリアさんに王妃になって欲しかったようなんですがー」
「ああ、そのことねー。エリカとユミナは異世界物マンガやラノベ、アニメなどでねー、政略結婚て聞いたことがあーる?」
「ええ、令嬢物などにも良く出てきますから。王族ならその代表格でしょう」
「ええ、そうねー。これは、あなた達にも関わりがあるのよー」
「この国の聖女様達は、20才くらいになると嫁いでいくのよー」
「あなたの先輩達、異世界から召喚された聖女様達も、王族へ嫁いでいたようだしねー」
「エリカとユミナは、この話は知っていたのー?」
「ええ、前に聞いたことがありますよ」
「じゃあー、いまは動乱で、西エルムズ国や東エルムズ国の王妃のポストが開いているのよー」
「ただねー、西エルムズ国は、私の兄弟弟子のエルナちゃん14才が、もう婚約になるから正妃の座は埋まるけどねー」
「でも、側妃の座は空いているのよー」
「えーと、そうなんですねー」
「それでその空きに、あなた達が入って欲しいとお願いされたら、政略結婚の常識として、素直に嫁ぎますかー?」
エリカとユミナは、二人で相談していた。
「いえ、行かないと思います」
「そうなのねー、それは、どうしてかしら?」
「だって、全然知らない人でしょーーー!! いきなりは無理ーーー!!」
「そうでしょう、日本でも昔は小さい頃から決められていて、親に嫁げーと言われて、行くこともあったけど。いまは、そんなことはないでしょうー」
「私も、同じ理由なの。嫁いでも希望は白い結婚ねー。『白い結婚』も知っているでしょうー」
「ええーと、何となく分かりましたー」
「私は、あなた達と話すのに、いいタイミングだったのよー。この世界の結婚は早いのよー。自分にとって将来をもう考えておかないといけないわねー」
「エルナちゃんなんて、自分から王子様と一緒になると決めていたから、チャンスをつかめたのよ。まだ14才だけどねー」
「じゃあー、私達も早ければ、もーソロソロ来るかもしれないんですね」
「そうねー、婚約ならばそうかも知れないわー。流されないように、今から考えていたほうがいいと思うわー」
「そうなんですねー、他人事では分かっていても、自分だったらって考えていないと、いけないんですねー」
「だからねー、巡行なんかも始めないと、嫁いでからはできないでしょー。今のうちに異世界のファンタジーな風景を見て、特産品を味わっておかないとねー」
「行くときは、私も一緒について行っても、よさそうだからねー。いまのうちよー。一緒にいっておきましょうねー」
「分かりました、一緒にいた方がいいですねー。よろしくお願いします」
私は、これがまとまって、良かったー、と思ったわ。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




