表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勝手に召喚! 身代わり王女は困ります。 侍女のザマーとハピエンに転がされ? それなら自由に生きてやる!  作者: Aprツツジ
二章 エルムズ王国動乱

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

85/814

#57 ○エルムズ王国の新たな夜明け(11)その3

エピソードを分割して軽量化をしています


①女王エリーヌの政務の始まり【政務その11】#57 その1

〔聖女様のお籠り〕エミリア...王女様...側妃に


②女王エリーヌの政務の始まり【政務その11】#57 その2

〔聖女様のお籠り2〕エミリア...王女様...側妃に


③女王エリーヌの政務の始まり【政務その11】#57 その3

〔《緑の聖女》応援要請その8〕獣人のお姫様...七天の女神祭...

 < エミリア...追い込まれる?... >


④女王エリーヌの政務の始まり【政務その11】#57 その4

〔聖女様のお籠り3〕聖女様達...運命を...望む将来へ



◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その11】


〔《緑の聖女》応援要請その8〕獣人のお姫様...七天の女神祭...


 いまは、屋台のクレープ屋さんで、簡単ホイップクリームを作っています。


 七天しちてんの女神祭の主役、七天の女神様達への供物になります。


 キット、女神様達は喜んでくれるだろうなーと思って作っています。



 楽しそうに作っていると、声をかけてくる冒険者がいた。え、リザリア顔の私ですか? 領都シュトガドルで巨大なオーガ討伐後の宴会でも、そういう人がいたなーと思っていた。


 何か今日は、お祭りだから多いのかなと思っていた。


 「おねーさん、いくつなの?」


 「さーいくつでしょうかね? 当てられますか?」と軽くさばいていた。


 時々は「良ければ、嫁に来ないかー!」って久し振りな声のかけ方をされているー。


 また、声をかけられたー。


 あれ! でも懐かしい声かなーそんな気がした。見ると、前に王都の修道院であった変装をしている。ユリウス様がなんでここにいるのかなー


 私は、正妃にはなりませんよー、と思いながらも、にこやかに「久し振りに、お会いしましたね」とさばこうとした。


 「ねー、エミリアちゃん、うちの弟に勝手に側妃って言っちゃダメでしょう」って言ってるーーー!!


 あれ、アリウス様と会ったんだねー。


 「えーと、素顔が見たいと言われたので、私は、アリシアにしておきましたわー、ほほほー」とさばこうとしてみた。


 「ダメーーー!! 正妃はオレが選ぶことになるんでしょ。オレが絶対に正妃に選んであげるからねー」


 「ええ、ぜひ、私をお選び下さいねー」とにこやかにしておいたわーーー!! でも、内心は困ったーーー!! なの


 「本当にー。さっきエルナちゃんと会ったら、『エミリアは、アリウスに乗り換えようとしてるかも』と聞いたよー」


 今日のエルナちゃん、怖い存在になりそうねーと思いながら


 「いいえ、私は側妃になっても、アリウス様ですからねー」とにこやか対応


 「じゃあー、今日はこのまま一緒に、どこかに連れて行こうかなー」


 ええーーー!! それは... 本当に困ったわーーー!!


 でもそこへ、七天の女神様達が回ってきてくれたーーー!! 本当に女神様に思えてきたーーー!! あ、いくさ乙女じゃなかったね


 「えーと、ユリウス様、七天の女神様達のおもてなしがあるので、残念ですがまたの機会にしましょ」と逃れたかなー


 私は、七天の女神様達に手を振って、お供物できてますよーと呼び込んだー


 七天の女神様達が「エミリアだー」とこちらに集まってきたーーー!!



 やったー、ユリウス様が離れて行ったわー。


 七天の女神様達へ「クレープと呼ぶスイーツです」とお供物を、お渡ししましたー


 七天の女神様達は、とても嬉しそうに、食べてくれたー


 スイーツは正義ーーー!!



 このあとに、エミリアはネズミさんのミラと相談して、『ユリウス様の正妃選びの試練』の直前に、ミラに頼み事をして、根回しをしていた。


※このお話は #51 その2 をご参照ください



できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ