#57 ○エルムズ王国の新たな夜明け(11)予告
新エピソードの予告版です
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その11】
〔聖女様のお籠り〕エミリア...王女様...側妃に
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その11】
〔聖女様のお籠り〕エミリア...王女様...側妃に
※「この話の時間軸は、『ユリウス様の正妃選びの試練』の『あとの』頃になります
今日は、女王様が王都修道院で、炊出しが行われ、公務で出かけていた。
なぜか塔に女王様の侍女が呼び出しに来た。
エリー(エリーヌ)が呼び出しなんて珍しいわねー、と思いながら女王様の離宮へ向かっていた。
応接間に入ると、女王様とリリー(リリアーヌ)が待っていた。
あれ! リリーがいるなー、と思った。
するとエリーが「今日ね、修道院へ行ったら神殿長が来ていたわ。聖女様達のことで相談されちゃったのよ」
「今度の即位式に聖女様達を出席させたいと思っているようだけど、部屋に籠ったままらしいのよ」
「それでリリーに相談したら、アリー(アリシア)にしかできないわ、となったの」
「リザリアにも相談したらやはり、アリーと言うか、エミリアに頼むしかないといわれたのよ」
私は少しため息をして「女王様、分かりました、まず神殿に行ってみます」
「ねー、リリー。リリーから神殿に明日『アリシアが《緑の聖女》マリアと一緒に』行くと、お伝えして頂いてもいいかしら?」
りりーは「ああ、なるほどね。はい、任せてくださいね。お伝えしておきますね」と、明るく応えてくれた。
そして「アリー、歩きはダメよー。馬車を手配するからね。乗っていくのよー」と言われた。
私は、あの子達はまだやっていたんだ、手がかかるわねー! と思いながら、塔へ戻って行った。
塔に戻って、マリアに、《緑の聖女》の聖女服を返しに行くから、付き合ってとお願いした。
マリアは、笑いながら「何を企んでいるのかなー」と嬉しそうな顔をしながら、聞いてきた。
そこで、私はマリアにプランを話して、打ち合わせをした。
翌朝、リリーが手配した馬車で、アリシアの姿と《緑の聖女》マリアが一緒に神殿へ行った。
神殿の受付嬢は、話を聞いていたようだが、アリシアが訪ねたことよりも、《緑の聖女》マリアに驚いていた。
「あれ...、部屋で籠られて...いらっしゃったんでは? あ、...あー、聞いていました」とパニックを少し起こした。
神殿長が来られた。
私は、神殿長に瞬間的に素顔を見せた「私は、エミリアです」と。
私達は「あれから、1カ月振りですかね」といいながら、ご挨拶をした。
神殿長は「《緑の聖女》は、見事ですね」と感心していた。
そして、聖女様達の部屋へ案内をしてくれた。
聖女様達は、《緑の聖女》様の部屋に籠っていた。
神殿長が「さっきお伝えした、エミリアさん達が来られましたよ」と伝えて、扉を開けてもらった。
《光の聖女》ユミナが出てきた。え、《緑の聖女》を見て驚いていた。
神殿長が「この方が、潜入して襲った者を捕まえてくれたんですよ」と説明した。
神殿長と一緒に中に入った。聖女様達は、普段着でいた。
テーブルに向かい、みんなで座った。
そして聖女様達は、私に注目をしていた。
私は変身のアイテムを外して、素顔を見せた。
聖女様達は、憶えていたようだ「えー! 王女様ですか?」
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