表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勝手に召喚! 身代わり王女は困ります。 侍女のザマーとハピエンに転がされ? それなら自由に生きてやる!  作者: Aprツツジ
二章 エルムズ王国動乱

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

77/815

#56 ○エルムズ王国の新たな夜明け(10)その1

エピソードを分割して軽量化をしています


①女王エリーヌの政務の始まり【政務その10】#56 その1

〔女王様お飾りが〕エミリア...お飾りが...豪華すぎ


②女王エリーヌの政務の始まり【政務その10】#56 その2

〔女王様のお茶会〕アリー...川遊び...お弁当




◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その10】


〔女王様お飾りが〕エミリア...お飾りが...豪華すぎ


※「この話の時間軸は、『ユリウス様の正妃選びの試練』の『あとの』頃になります


 今朝は師匠―が、以前のように、スムージーを飲みにきた。


 ちょうど、師匠ーの大好きなアポリィの真っ赤に熟した実があった。これをポーとゆっくり飲んでいる。


 エルナちゃんも朝食にきて、タマゴサンドを食べ、付け合わせの野菜もチャント食べている。



 いつもの朝食を取っていると、階段を誰か上がってくる。


 こんな時間にだれ? と思っていると扉を開けて入ってくるのは、リリー(リリアーヌ)だった。


 こんな塔に、自分で来るなんて珍しいなと思っていた。あれー、なんか慌てているな。


 私は「リリーなんかあったのー」ときてみた。


 「そう、大変なのよ。先日、ユリウス様から青い石のお飾りをプレゼントされたじゃない。あれが、とても豪華だったのよー」


 「え! リリーそれって本当なの?」


 「そうよー、女王様即位式のエリー(エリーヌ)のお飾りを見ていたら、石が小さいのよー!」


 「じゃあー、私は別のお飾りにして、調整するすればいいんだよね」と私は気にしていなかった。


 「もう、エミリアさんて、デリカシーがないわねー。初めてのプレゼントだから、付けないとユリウス様が悲しむでしょう!」


 「えー! でもバランスが取れないんでしょう。女王様は豪華でないといけないから。事情を話せばユリウス様が納得してくれるでしょう」


 私は「これから原石を取りに行って加工して、お飾りは間に合うのー」


 「そうなの、間に合わないと思うのよー、困ったわーーー!!」


 私は「それって、両方を何とかしようと、しているからでしょう。女王様が優先でしょう。私がユリウス様に連絡をするわ」



 私は久し振りに魔導通信のヘッドセットを付けて通信をした。


 「はい、ユリウスですが、だれ?」


 「えーと、エミリア...ああっと、アリシアです」


 「えーと、エミリアちゃんだよねー。どーしたの?」


 私はそして、事情を説明した。ところが...「えーと、では考えておきます」と切った。


 リリーは「エミリアどーしたの?」と聞いてくる。


 「えーとねー、お飾り付けた姿を二人きりで見たいと言うから、それは考えておきます」と言ったのよ。


 「えー、どーしてー?」とリリーが驚いていた。


 「だって、客間がいいかなー、ていうからですよ。あそこはベッドがあるところでしょ。まだ...ちょっと...」


 「えー、それって、本当ー! たぶん イジリかな? 聞いてみようかー」


 リリアーヌが魔導通信のヘッドセットを付けて通信をした。


 「はい、ユリウスですが、だれ?」


 「はい、リリーです。いまエミリアと話をしてたでしょ。客間で会いたいって、あれって、悪ふざけだよねー」


 「はい、すみません。アリウスでした。兄はいまいません」


 「なんだー。アリウスのいたずらかー。じゃあ罰として、今の話をユリウスへ伝えてね」


 「はい、分かりました」と言って切った。


 リリーは「アリウスのいたずらでした。凄く心配したー?」


 私は「えー! そうですよー! 紳士的になってきたなーと思っていたから、もう驚きましたー」


 リリーは、みんなにその話をしたので、オモイッキリ、笑われてしまったーーー!! ひどーおい、アリウスめーどこかで『ざまぁ』しよ。



 しばらくしてから、リリーへ通信がきた。内容はOKだったようだ。良かったー。


 ところが、リリーは「客間の件は近々誘うからって、言ってたよー」という。


 「私は、もう引っ掛かりませんよーーー!!」と言うと、みんなで一緒に大笑になった。=^_^=



できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ