#55 ○エルムズ王国の新たな夜明け(9)その2
エピソードを分割して軽量化をしています
①女王エリーヌの政務の始まり【政務その9】#55 その1
〔師匠と仲直り〕エミリア...食べたい...
②女王エリーヌの政務の始まり【政務その9】#55 その2
〔師匠と仲直り2〕エミリア...食べたい...
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その9】
〔師匠と仲直り2〕エミリア...食べたい...
※「この話の時間軸は、『ユリウス様の正妃選びの試練』の『あとの』頃になります
#55 その1 からの話のつづき
湖に着いた。湖面を漁師さんの小船を避けて、飛びぬけて行く。水鳥達が気配を感じて一斉に飛び立っていく、気持ちがいいな。
この電線が全く見えない風景も、ファンタジー感に合っていいなーーー!!
この後は、ごはんにあう、湖の特産品を食べにいくよーーー!!
今は、マリアと一緒に、帰りのタンデム飛行を楽しんでいる。マリアはとても嬉しそうにしている。
あーあ、領都シュトガドルの巨大なオーガ討伐の報酬などで収入が、一人20億ゴルド(日本円20億円)あるからこのままマリアと一緒に逃亡して、暮らせるんだけどねー。
この世界の人との繋がりができちゃたからねー。大人しく、第二王女の枠の中で自由な時間を楽しむことを考えよっかなー!
私達は居城の庭に降りた。そこから領都の街まで行く。コゼットの件で『夜明けを迎える宴会』で親しくなった食堂へ向かっている。
湖の特産品は、うなぎでした。西エルムズのごはんと天ぷらを組み合わせたり、竜田揚げを組み合わせたりして評判になったの。
この国の人は肉を食べるから、関西風のうなぎを試してみたら、麦芽糖と豆醤(日本の醤油風)等々で甘辛のタレに何とかなったので、うな丼やうな重になってこれも評判になっていった。
今では、木で作ったうなぎ弁当が船旅に利用されたりして、ここの特産品になりつつある。
これから行く食堂は、王城では好きに料理が出来ないし(第二王女は厨房に出入りダメって)、元自炊OLでは塔の調理器具では限界があるので、調理に協力をしてもらっている。
でも着実に売り上げがアップしているから、とてもいい関係になって来ている。
さあー、ここ「月の湖亭」。お店に入り、大将にうな重を注文する。
あとはいつものうなぎ弁当を注文する。最近希望者が増えてきて注文数が多いんだよねー。
さーうな重を2つ食べよう。別腹々!
エルナちゃんが、最近は、食事をセーブするようになってきた。おー、お年頃だねー。
でも最近は「エミリア、私がコルセット締めないからって気を抜くと、コルセットが入らなくなるよーーー!!」ってイジられてる。
ヤッパリ、うなぎとごはんの組み合わせも、最高だねーーー!! みんなで堪能したーーー!!
さー、師匠にもうなぎ弁当のおみやげを持った。
これで、明日の朝、スムージーを飲みに来るかな? 師匠ーがいないと寂しいからねー。キッチン・エミリア食堂でもいいやー!
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
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