＃１７２ ○エミリアの希望へ進む歩み（２０） 〔その１〕 エルムズ国！エミリア
①○エミリアの希望へ進む歩み（２０） ＃１７２ 〔その１〕
◇◇展示館！実践？
魔王の再来って？．．．
◇◇別つの大問題？
私達は、王都へ戻って、王女ミレーヌへ伝えたの。ラージ・モアの繁殖地が、移動しているかもと！！ 至急調査が必要とね！！
ガイドさんも報告したみたいね。ここから、馬車で１時間位で、街道沿いにあるから、あの繁殖地を出ると、王都へのスタンピートになりかねないと！！
この点が、一番の大問題だったわ！！
翌日の昼頃に、王女ミレーヌとハンター協会の関係者が、訪ねて来たの。
私たちが話しを聞くと、ラージ・モアの繁殖地の調査の依頼だったわ！！
え！！ この国に、Ａ級ライセンスのハンターたちや、それに匹敵する冒険者たちっていないの？
それが、あのＡ級ライセンスの４人の男たちが、独占していたため、みんなホワイトサーベル国へ出稼ぎに行ちゃっていないと！！
ええ！！ そんなこと、もう国が責任でやればいいでしょう？ この国は、ワザワザ国賓に、そんな事を依頼するの？
これはエミリアでした！！ マリア姉も、切れていましたわ！！
この機会だから、キャルトア国のゴミは片付いた！！ 地元に戻って、活動の再会をお願いすれば、いいでしょう？
王女ミレーヌが、実はこの問題も、少しあって、ホワイトサーベル国の王太子サウベロとの婚約を考えていたようなのよ！！
マリア姉は「ハー！！ どこまで他力本願な話なの？ 自分で努力をしないうちから、神頼みってか！！」と切れ始めちゃったわ！！
「エミリア、まず自分たちで、努力できないなら、ここの王都へ『メテオ・ストライク』を喰らわせちゃおうか？ もう一度見たかったんだよね！！ 力のセーブ無しで行こうよね！！」
ええ！！ さすがに、エミリアもこの切れ方はマズイと思っちゃったわ！！ これじゃあ、この世界の支配者宣言？ それならば、まだいいわ！！
最悪！！ その発言で、都合の悪い連中が集まって『魔王の再来宣言』されかねないよ！！ これじゃあ！！ もう、．．．調査依頼だけでも、受けるかな？
マリア姉のこの発言で、恐怖のドン底に落ち、顔が恐怖で凍り付いちゃっていたの！！ それで王女ミレーヌやハンター協会の関係者たちを落ち着かせようとしたわ。
ここは、セリアとシルビィを前に出して、お茶を入れてもらったの。セリアとシルビィが、ゆっくりと、お茶を入れて回ったわ。
それで、少しづつ、落ち着いていったようで、穏やかな顔になっていきましたの =^_^=
私エミリアがニコやかにしたら？ え！ また顔が恐怖で凍り付いちゃったのよ！！ もう、マリア姉にも、困ったな！！ (;^_^A
仕方ないので、シルビィに言ってもらったの。「では、調査依頼だけは、お受けします」ね。と発言してもらったのよ．．．！
次回は、繁殖地の調査 です
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