#171 ○エミリアの希望へ進む歩み(19) 〔その3〕 エルムズ国!エミリア
③○エミリアの希望へ進む歩み(19) #171 〔その3〕
◇◇私達出来ます?
上級ハンター向けって?...
◇◇私達出来ます?
ドーム型シールドを展開して防御をしていたわ!! セリアよね? 電撃はどうしたのかしら?
こちらはそのセリアでした!! 変ね! 電撃を受けているのに、効いていないみたいよ!! どうしよう? シルビィ!!
シルビィが見ると、電撃のスパークはあって、その光が出ているわね!! その親鳥は細かい羽毛が長く、地面へ引きずっていましたよ!! あ! 分かった! 電撃のパワーが、地面へ伝わって逃がしちゃっているのね!! (;^_^A
シルビィは、このラージ・モアの親鳥が、なぜ上級ハンター向けなのか。その理由が分かった!! だから地面を見ていた!!
私達で勝てるかな? 急に自信がしぼんでいく感覚を感じてしまった!! セリアも、それに気付いて、これはもうマズいわね!!
でも、その時にセリアは、思いつきました☆彡 そして、ひと握りの種を、亜空間庫から、出しました!
セリアは、更に亜空間庫から、水おけを出してそこに、この種を入れています。
そして、その水おけを亜空間庫へ、一旦収納をしました。それを亜空間庫からとり出すと、親鳥の頭の上からバラマキました!!
よし! これで、勝利のたねが植わったのよ!! お願い、上手くいきますように!!
セリアは、そう思いながら、草魔法で種を急成長させて行きましたよ!!
ラージ・モアの親鳥の体から、幾本かのツルが延びていって、そして、とても大きな実を付けました。
セリアは、そこで、ライト・アロー(矢)で、その大きな実を弾けさせました!! すると、中から樹液が飛び散りました!!
親鳥の体中に、飛び散った樹液がこびり付いていましたよ!! よし! これよ!!
親鳥がドーム型シールドを、クチバシで突っつついた瞬間に、セリアが待ち望んだ、事が起こりましたよ!!
雷撃で生じたスパークで、親鳥こびり付いた樹液に、一斉に引火したのです!! 「ボッツ!! ボッツ!!」複数箇所です!!
そして、その炎が次々と燃え広がっていきましたよ!! !(^^)!
鳥の羽毛には自分で分泌した、油の成分や枯れ草などが付着してます。これが、雨を弾いています。
それが次々と燃え広がっていく成分と、なっちゃっていたのね!! 徐々に燃え広がっていき、親鳥はもう羽毛が火だるまでした!!
さすがに、パニックを起こしていましたよ!!
セリアは、シルビィへ「私達って、あの親鳥にトドメをさせるのかな?」と聞きました。
シルビィはこの状況を見ていて、もう自信を取り戻していましたよ!! =^_^=
それで、セリアとシルビィは「こんな親鳥であっても!! トドメを刺す事!! 『私達出来ます』のよ!!」と叫んでました!!
セリアは下から喉へ向けて、ライト・アロー(矢)を複数打ち込んでいましたよ!!
シルビィは、両目へ向けて、アイシクル・ジャベリン(槍)を複数打ち込んでいましたよ!!
次回は、トドメまでは です
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