#169 ○エミリアの希望へ進む歩み(17) 〔その3〕 エルムズ国!エミリア
③○エミリアの希望へ進む歩み(17) #169 〔その3〕
◇◇ミレーヌ怒る?
A級ハンターって?...
◇◇ミレーヌ怒る?
いまは、ほぼ治癒の必要な人の治療が、終わっていましたの。王女ミレーヌが、ようすを見に、歩いて来ていました。
(え! 護衛騎士と相乗り? って、婚約前の王女ですから、緊急時以外は、ダメでしょうね!!)
私たちも、周りを見渡すよゆうが、やっと出てきたところですよ!
街道は、もう悲惨な状態でしたの。幌馬車が倒れて、崩れている! 馬車が砕け散っている! 馬が倒れていたり、まだ暴れ馬になっているのを、押さえようと、していましたわ!
ラージ・バファローは? 街道を横切って行ったようですね。そこからかなり奥で、倒されようでした。
でも、周辺はかなり荒れていました! たぶん何度も、この周辺で暴れまわってから、仕留められていたようでしたね!
王女ミレーヌは、半分砕けた馬車の紋章を見ながら、何かを呟いていましたよ!
それから、王女ミレーヌは、瀕死だった騎士さんを見ながら、名前を読んでいました! あれは、知り合いなのでしょうね!
そこへ、避難していた方が戻られたようでした。王女ミレーヌを、見て声をかけていましたよ。
その声がこちらにも、届いて来ました。「タギルテュッテ公爵、ご家族はご無事だったのですか?」
「はい、護衛騎士が犠牲になって、防いでくれました。でも、騎士達の命を救って。くださったんですね」
「いいえ、私は何もしていません。あちらの国賓の方々が、助けてくださたんですよ!」
ミレーヌが、私達を見たので、一礼をしておきました。
すると、突然「おお! ミレーヌちゃんだね。久し振りに戻って来たんだ!」と、4人組の男たちでした!
「ラージ・バファローは、俺たちが討伐してやったから、安心しな!!」と、さも誇らしげにしていましたよ!
王女ミレーヌは、どうして禁猟区に、ラージ・バファローがいたの。突然、現れることはないわよね! かなり先からここを横切って行くなんて、どういうことなの!!」と、もう怒っていましたよ!!
「いやあ、一撃で倒そうとしたんだけども、かなり固い奴だったんだ。それで、手負いにしちまったから、ここまで追いかけて、討伐をしたんだよ! たまには、そういうこともあるんだよ!! なあ、ミレーヌちゃん」
「何で、A級ハンターのあなた達が、手負いにしちゃったのよ!! それだけの人数がいたんでしょう!!」
「いやあ、A級ハンターの試験を受けに来る女たちを、どうやって、叩きのめすのか、考えちゃっていたんだよ!! 楽しいだろう!! 命乞いさせて、体ごと頂いちゃうんだよ!!」反省の色も全くなかったわ!!
次回は、4人で一度に来い です
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