#161 ○エミリアの希望へ進む歩み(09) 〔その2〕 エルムズ国!エミリア
②○エミリアの希望へ進む歩み(09) #161 〔その2〕
◇◇お宮に参内?(ゲーミーな異世界)
一人の少年が...
◇◇お宮に参内?(ゲーミーな異世界)
巫女さんから啓示を受けた、エルフの里の長老たちは、その日のうちに、エルフの里の男性に通達を出しました。
参内は、1週間後です!!
何日か経って、巫女さんが応募のようすを聞きにいきました。長老達は、首を横に振るばかり!!
お宮の精霊ドリアルが怒っていました!! 長老達が弱腰だから、最近のエルフの男性は、突出しないようになっちゃうのよ!!
そのため、エルフの巫女さんから選出することを考えていました。
1週間後になりました。今日は、試練を受けるエルフの男性が参内する日です。
精霊ドリアル、巫女さん達、長老達が待っていても、誰も来ませんでした。
予め決めていた、巫女さん達から『道案内エルフ』を出すことに決まりました。
精霊ドリアルは、『道案内エルフ』より、客人のほうが強いのだから、問題はないわよね!! と長老達に言っていました。
ただ、その時に、一人の少年がやってきました。
今はまだ試練を、受けられないですが、守りたい人がいます!! だから僕は、そのために強くなって見せます!!
エミリアは、その少年の真っすぐな思いを持っている、燃える瞳をみていた!! 芯がありそうな少年ね!!
エミリアは「この中に、守りたい人がいるのなら、言ってみさい!!」
少年は「ルシアさんです!!」と言って、ルシアちゃんを見ていた!!
ルシアちゃんは「えええ! 私ですか? 良いんですか? どうしよう!!」と言って、少しパニックを起こしていました!
でもルシアちゃんは、その少年をしばらく見つめていました。そして、ほほを赤らめていましたね!!
(もう! なんて真っ直ぐな目をしてるのよ! 何かほほが、火照ってきちゃったわよ!! ♡♡♡ )
エミリアは、その姿を見て、精霊ドリアルと長老達へ「未来がありそうな、少年を一緒に連れていって、よろしいでしょうか?」
精霊ドリアルと長老達は、とても思いもしてなかった出来事だった!! しばらく無言でいたが、長老達は首を縦に、コクンとした!
それを見て、精霊ドリアルは言いました。この少年は最近、父親を失っています。その父親はエルフの里の最強戦士でした。
その父親がいれば、直ぐに『案内人』などは決まっていました!!
その子は、今は長老達の預かりとなっています。鍛えて頂けるのであれば、ぜひ連れていってください!!
次回は、人種族の町へ です
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