#54 ○エルムズ王国の新たな夜明け(8)その3
エピソードを分割して軽量化をしています
①女王エリーヌの政務の始まり【政務その8】#54 その1
〔師匠の義妹 エミリア〕国王様...義妹...エミリアは
②女王エリーヌの政務の始まり【政務その8】#54 その2
〔第二王女とお飾り〕アリーって...贈られて...
③女王エリーヌの政務の始まり【政務その8】#54 その3
〔《緑の聖女》応援要請その5〕獣人の子供達...七天の女神祭...
④女王エリーヌの政務の始まり【政務その8】#54 その4
〔《緑の聖女》応援要請その5〕獣人の子供達...七天の女神祭...
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その8】
〔《緑の聖女》応援要請その5〕獣人の子供達...七天の女神祭...
※「この話の時間軸は、『ユリウス様の正妃選びの試練』の一週間前頃になります
#53 その4 からの続きです。
領都シュトガドルの露店の屋台ところへ行ってみた。あれ? 湿地に植わっているのは稲だねー。しかも水稲。
獣人達の村、ニューサングッデーから、直接、領都シュトガドルへマリアと一緒に転移した。
そして、露店の屋台ところへ行ってみた。
屋台のおじさんが「ようー、まってたよー」とすぐに出てきた」
私は「明日のお昼前に魔導師のエルナが来ます。ここから転移するでいいですか?」と聞いてみた。
「ああ、ここに集まると思っていたから、それでいいよ。あと、荷物があるんだけど何とかなるからな?」
「ええーっと、荷馬車で5~6台くらいは余裕ですが、足りますか?」
「おおー、相変わらず凄いなー。それだけあれば、だいぶ材料を持って行けるから、十分な量だよー」と満足そうだった。
そして「それと、魔導師のエルナって、いつも一緒に来ていた、侍女のエルナちゃんかい?」
「はいそうです。エルナちゃんが、魔導師の服装で来ますから、よろしくお願いしますね」
「それと、お仲間の方は何人くらいになりますか、明日の宿泊所はこちらでご用意しておきますから」
「へー、宿泊所はどんなところかな? 仲間は、12名くらいだけどねー」
「ああ、その人数なら、大丈夫ですよ。明日の1泊分は、こちらで出張のサービスとさせて頂きますから」
「それと宿泊所は、下が酒場で、上が簡易な宿泊室になっているところです。まー、冒険者ギルド見たいなところですね」
「ああ、それは、いいな。終わったら、仲間で一杯やれるからね。一泊分サービスは、飲み代が浮くから、みんな喜ぶよ」
これで、出張の屋台は揃ったねー、マリアと嬉しそうに話していた。
今晩は晩餐会は参加しないから、マリアと一緒に、おじさんの所の屋台や、いつもの屋台で買い物をして、久し振りに屋台の食事を堪能できたわー。
その日は、直接、王城の私の離宮(塔だけど)に戻った。
戻ると、師匠の客間に行った。エルナちゃんと七天の女神様達が、待っていた。
領都シュトガドルの屋台で買った、グリーンベリーホットケーキがおみやげになった。
さー、今日の調査をみんなで、まとめようかなー。報告会を始めた。
この続きは、#54 その4へ続きます
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