#158 ○エミリアの希望へ進む歩み(06) 〔その3〕 エルムズ国!帰還者組
③○エミリアの希望へ進む歩み(06) #158 〔その3〕
◇◇隠し事の理由?(エルナちゃん)
どこかで、ハピエン?...
◇◇隠し事の理由?(エルナちゃん)
セリアが語っていた「私の家はあのルビーのブランド『ユリノーラ』のために、日夜鉱山で、より良い鉱脈を見つけるために、祖父の代から、掘り続けて、品質を保つ努力をしていますよ」
西エルムズ国からの宝石の原石は、他の鉱物のために掘って産出した、鉱石から拾い出しているだけでしょう!!
例えば、一粒良質なルビーが出たとしても、他にも品質の保証ができる、複数の鉱物が出る保証はあるのですか?
たった一粒で、ブランドなどと、うたえるものと思っているんですか?
それに、一粒良質なルビーが出た、鉱脈が何処にあるのか、分かっているのですか?
この質問には、アリウスや他の鑑定官の品質管理の甘さが、容易ににじみ出ていることが、浮き彫りになってしまった!!
すみませんでした。我々の考えの甘さを、理解をしました。
貴方は、ひょっとすると、兄のエルムズ国のユリノーラ侯爵家※の配下、ニーナロット伯爵家※の方ですか?
はい、宮廷に行儀見習いに来ているだけですが、セリアと申します。
(マリア姉は、セリアは伯爵家の人だったのか! そうだよね、身代わりになったアリシア(アリア)も上級貴族だったからね!)
それには、エルナちゃんも驚いていた!! セリアにお願いしないといけないのね!
そのあと兄、エルムズ国の国王を通して、ユリノーラ侯爵家やニーナロット伯爵家の方から、ブランドの築き方や鉱脈の探し方、それと、そのための人の派遣まで相談をすることになりました。
この件によりエルムズ国の中で、ユリノーラ侯爵家やニーナロット伯爵家の家門の評価が上がったことは、間違いありませんでした。
モチロン、エルナちゃんから、約束したルビーの宝石を、セリアと一緒に、いくつも頂いてしまいましたわ(マリアです、この話し方は辛いです!)。
この話は、王女エミリアから、まあ兄弟国として、良いことをしたんだから、...。と、遠回しにして、絡まれました。
仕方がないので、セリアと一緒にエルナちゃんの、ところへ行って、実はエミリアが...。
そうして、いくつか、ルビーをもらって、王女エミリアへあげ...献上しましたわ(後日談です、まだあるんですよ)。
私マリアが久し振りに、王城の闘技場に行くと、第二騎士団長とセリアは良い感じでした。エルナちゃん、王女エミリアから聞いていて、例の侯爵家と伯爵家※だそうです。婚約も、もう間近だそうでした。お互いに人の「ハピエン」に関わったので、気持ちがいいね。って言っていましたわ !(^^)!
※伏線は遠いですが:#143の[その3]です
次回は、王城の闘技場 です
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