#151 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(42) 〔その4〕 マリア姉の戦い方って?
④○エミリアの真夏の夜のゆめ(42) #151 〔その4〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...魔族と戦闘-マリア姉戻る!
マリア姉は、先駆けして...
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...魔族と戦闘-マリア姉戻る!
エミリアさんは、魔族の魔王モドキとその側近を片付けると、別館へ戻りますよと。みんなに言ってました。
ところが、聖女様達は、ニコニコ顔で、いました。「エミリアさん、さっき待っている時に、カギの組み立ては終わりましたよ」
「ええ、そうだったんだ。じゃあ、精霊のリリーさんと、天使マルネルと祠に行こうか」とみんなを集めていました。
そして、エミリアさんが、浄化設備から外に出たら、もう顔の表情が緩んでいて、ああ18才の顔になってると思いました。
私達は、しっかりとみていましたが、エミリアさんはモニター越にしか見ていませんでした。
白とピンクの睡蓮が咲き誇り、ハチとピクシーちゃんが、飛び交うとてもファンタジーな景色でした! =^_^=
まるで、息を飲むような景色ですよね。せっかく異世界に来たなら、これを見ておかないと、一生の損ですよね !(^^)!
エミリアさんは、しばしこの景色に、見惚れているようでしたね。
さあ、それでは、各自で単座型の飛行体で、エミリアさんと聖女様達は、祠に向かいました。
私ヒカルは、精霊のリリーと複座式、ルシアちゃんは天使マルネルと複座式で向かいました。
祠に戻るとエミリアさんを残して、地下へ6人で向かいます。聖女様達の組み立てたカギを使って、地下へ向かう通路を開きました!
これって!! 通路がピカピカの作りたてでした!! 私ルシアは、また新たな戦闘が始まっちゃうのかと、身構えていました!!
順調に地下へ向かう通路を降りて行っています。先頭は、モチロン精霊のリリーさんと、天使マルネルですよ。
落とし穴もないし、槍や剣も出てこない。ただ平和に下へ降りてました!! (私ルシアは、何かつまらない!!)
◇◇◇◇◇◇
祠に残っている、エミリアの元へマーキング・ピクシー監視経由の通信が入りました。発信元は、マリア姉でした!!
「ねえ、エミリア聞こえてる? 私マリアです。辺境の『地の果て』ファレスツの戦闘は、ほぼ終結したわよ!! 残存の魔族の始末は、あそこに住む、彼らに任せたからね!!」
「うん、エミリアです。モニターで見ていたけど、結構暴れているでしょう! それと、魔王モドキとその側近たちは、聖女様達が浄化しちゃったからね。安心してね」
「いまは、祠の地下にある解錠のアイテムを取りに、みんなで行っちゃたから、一人で待っているんだけどね」
「あ、そうなんだ!! じゃあ、しばらく帰って来ないよね! 急いで別館へ戻るわね!」
「ええ!! それって、アル(騎士団長)を独り占めするつもりでしょう? 半分は私のアルだからね」
次回は、封印は解ける です
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




