#151 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(42) 〔その2〕 マリア姉の戦い方って?
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(42) #151 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...魔族と戦闘-魔王城内って?
遂に戦闘は魔王城へ...
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...魔族と戦闘-魔王城内って?
魔王城の外壁前には、半魔の奴隷街にいた、半魔の奴隷たちが弩銃を構え、落とされたゲイザーの槍や剣を構えていました。
また、上級魔族街で使役されていた、奴隷たちも集まり、同じように武器を持っていました。
そして勇者連合の正規軍、勇者軍団が先頭に立っていました。
城の中では、魔族の司令が、魔王と側近に浄水設備に設置された、転送陣へ移動を進めていました。
ここにいる魔王は、双子の弟の方で影武者でした。浄水設備にいる兄の、本当の魔王と落ち延びるように、勧めていました。
まだここには、知られていない、大毒蛇の助力を持って、支援してもらうように、考えていました。
城外のようすを、見ていたので、すぐに転移陣で移動の準備をしていました。
とても、籠城の食料もなく、あの人数の勇者たち、更に、上空にはいつでも攻撃が可能な、強力な攻撃力をもつ存在がいます。
士気は、もう爆下がりしていく、ばかりでした!! とても今日の夜まで、もたない。全員討ち死にするだろう!!
◇◇◇◇◇◇
こんなようすを見ていた、エミリアは、みんなにお茶の支度を手配していました。今日は、竜族の王都のお菓子店のケーキでした。
フーン、いまどき珍しく、バターをタプリと使った、手間をかけるケーキでした!! あれは、いつの記憶だった...?
技術系の高校を出て、お菓子の職人になった知り合いがいたわ。あれは、ひたち...なかし。店はフランス語の「焼く」からなのかな? グリエ...だったような...。まだやってるのかな? どこでの記憶だった?
すると突然、エミリアさん。魔王が逃げる準備をしていますよ。たぶん、あの浄水設備の魔法陣でしょうかね?
面白そうね。あそこに行って、何をするつもりかしらね?
え! でも、精霊のリリーさんと、天使マルネルを、守ってあげないと、また何かされちゃうんじゃないかと、思いますよ!!
そうね。でもみんな、あのペースで進めているから、お茶をした後で行っても、待つような気がするわよ。
じゃあ、ルシアが先に行ってます。お土産を持っていきますよ。そのケーキを6つくださいね。
え! どうして? そんなにいるのかしら?
待ち時間が、長そうですから、一人で2つも食べれば、待てる気がしますよ! !(^^)!
聖女様達はパズル組み立て式のカギを、組み立てていましたね。根気があるんですね、聖女様達って =^_^=
次回は、逃げてどこ行く です
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
「ストーリー」に工夫をしております。エピソードに『オヤ』程度でも感じられれば、単純に
顔マークしていただくと、「ストーリー」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




