#144 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(35) 〔その2〕 王女エミリア
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(35) #144 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...輝きの手鏡
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(35) #144 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...七天の女神様の怒り
エミリアのために、ご神託が、...
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...七天の女神様の怒り
セリアにお茶を頼み、お茶が入った頃に合わせて、ホイップクリームを使った、甘みのお菓子を用意していましたの。
それから私は、七天の女神様達を呼び出しましたわ。
「ああ! 私たちを呼び出したのは、エミリアなのね」
そして、嬉しそうにお茶の席について、ワチャワチャとお茶を楽しんでいました。
甘みのお菓子を、一通り楽しんだ後に、女神様達は、私の顔を見て笑っていました。
「エミリア、色々と苦労しているのは、もう読み取れたよ。そろそろ、例の草案を私達に見せなさいね」と優しく問いかけてくれました。
女神様達は、例の草案を見ながら、これはもう、エミリアも立ち位置を決めた方がいいわよ!!
「ええ!! どうしてでしょうか?」
今のエミリは、どう見ても、人種族の使徒みたいだからね!!
管理者(人種族は神と呼ぶ)の使徒なら、聞いたことはあるんだけどね!! 面白いことになった原因でもあるわよ。
あなたは、東エルムズ国の灌漑用に、水の汲み上げ設備を、一時的に作ったでしょう?
あれは、どうして? 1地方のいい分だけ聞いたら、どうなるんだっけ?
ええ、あれって水の少ない高地だけを、基準にして...。ああ、一人とか、一部の人の言い分だけを聞いていちゃ、ダメですよね。
では、分かったところで、エミリアは管理者の使徒ではなく、私達の仲間だからね!!
今回は、#3から神託をお願いしようっかな?
それではこんな感じ「我はいま『聖女選定』の法具を考えている。それは、万人が分かり易いものにするためだ」
「判定はクリアが分かりやすいものにする。それへ加えることを思う輩は、おのが立ち位置を振り返れ」
これで、どうでしょうかね。と、#3はニコやかに、微笑んでいた。
女神様達は、集まって{#8も来なさいね!! といわれちゃいましたの (;^_^A}相談を始めて、これに決まったわ。
女神様達が考えてる法具へ追加を考えるなら、管理者へ指図になるのよ。(やはり、激怒はしてるようね)
いつから管理者(人種族は神と呼ぶ)へ指図できるようになったのか? (表面的に少しやんわりだけど、こういうことなの!!)
女神様達はこれで、エミリアから直接言わなくても、いいからね =^_^=
万人向けにも『立ち位置の振り返り』が必要だから、気にしないでね。
『聖女』は神殿や修道院が選ぶ存在じゃない!! 管理者が与えた者なのだ。との『振り返り』だね。
『神殿や修道院が選ぶ』だと!! たまに神罰をくれてやれ!! と言う女神様達のメンバーもいたのよ (;^_^A
次回は、ご神託の影響 です
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




