#143 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(34) 〔その3〕 王女エミリア
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(34) #143 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...エルモベスト行き?
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(34) #143 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...お土産お待ち!
③○エミリアの真夏の夜のゆめ(34) #143 〔その3〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...色々女神様達
セリアと第二騎士団長、...話題が...
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...色々女神様達
私は、王城に戻るときに、セリアとレリアにも、聞いてみたわ。あのうな重って美味しかった?
はい!! ウナギとたれ、ライスが一体になって、あんな美味しいもの、初めてたべました。ととても嬉しそうにしていたわ !(^^)!
宮廷の侍女たちが、あれだけ喜ぶのが、分かりました。エミリアさん、また連れて来てください。と言っていたわ。
居城にある、私の部屋に戻ったの。それから、王城の私の部屋に、転移するわよ!!
私の部屋に戻って、直ぐに、セリアとレリアを連れて、リリー(リリーアーヌ)の部屋に向かったわ。
リリーの部屋に入ると、すでに何組かの侍女グループが、スタンバイをしていました。
「王女エミリア、領都エルモベストの視察より、ただいま、戻りました!」と報告を、ゆっくりとしていました。
みんなは、私のことなど、眼中に入っていなくて、機械的に「はい、ごくろうさまでした!」と言っていたわ
「それでは、こちらが、お土産です」と、ドドンとウナギ弁当を、山のように出すと、そく群がって行きました =^_^=
(これって、あっちの世界へ行ったエミリアの、しつけの、一種なのかしらね? と思ったわ! 何かの時に使える!!)
あとは、私の声も、耳に入らないようでしたわ!!
かろうじて、リリーに神殿の礼拝堂の専有の依頼と、馬車の手配を頼めたわ!! これで、女神クリスのところへ行けるわ。
セリアとレリアを連れて、王城の廊下を歩いていると、反対側からくる、服装だけキラキラした、私服の人がこちらを見ています。
あれ! あの顔どこかで見たような? 視線の先には? え! セリアなの!!
セリアが「第二騎士団長、ご苦労様です」と言っていたので、気がつきましたわ。
ああ、第二騎士団長か。いつも軍服だから、雰囲気が違うね。え、でもかなり親しそうでした。
あれれ!! セリアは、頬に少し赤味が差しているわね(ニヤニヤと生ぬるい、まなざしで、見ちゃいましたわ)
私の部屋に戻って、セリアに聞いて見ると、幼馴染です!! と言っていたわ。(頬を少し赤くしてね?)
セリアは伯爵家の行儀見習、上級侍女ですが、ご令嬢です。ほー、第二騎士団長は侯爵家のご子息だから、ひょっとするのかもと思ったわ。
次回は、クリスと話す です
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




