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勝手に召喚! 身代わり王女は困ります。 侍女のザマーとハピエンに転がされ? それなら自由に生きてやる!  作者: Aprツツジ
第4部 また、召喚されちゃったの!

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#139 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(30)   〔その3〕  王女エミリア

①○エミリアの真夏の夜のゆめ(30) #139  〔その1〕

 ◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...弓士の鹿狩り


②○エミリアの真夏の夜のゆめ(30) #139  〔その2〕

 ◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...ラージボア


③○エミリアの真夏の夜のゆめ(30) #139  〔その3〕

 ◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...本日の勝者

 ラージボアに矢を撃ち込んだのは、...



◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...本日の勝者


 ラージボアを倒した、レリアは広場の中央で、目立っていました。


 エルフの里の若年寄り達が、レリアの周りに集まってきました。何かを聞いているようですね。


 そして、本当に何人かの若年寄り達が、レリアの手首を持って高々と差し上げて、「勝者、レリアー」をやっていましたね !(^^)!


 それと、同時にまた観客席からは「ワー!!」という歓声と、更に拍手が送られていました。


 それが、静まってから、アナウンスがありました。


 「風の精霊エアリー様の友人、レリアさんが勝利者と判定しました。本日の勝者へは、ワインが一樽、贈呈されます」


 「それと、本日の宴会は、鹿肉ではなく、高級品のラージボア肉を、味わいましょう」とあったのよ。


 観客席と広場に集まってきた弓士からも、歓声と、拍手が送られました。



 レリアが戻ってくると、エアリーが「あなた、本当にマリアさんと同じくらいの強さなのね。驚いたわ」と言っていました。


 それから、「今晩のラージボア肉は、なにが食べたい?」と聞くと、トンカツです」と言っていましたの。


 エアリーが、それ聞いたことがあるけどって、私を見ていました。


 はい、今晩も私が料理をして差し上げます、エアリーも懐かしい味を楽しんでね、と言うしかないですわね =^_^=


 やはりね。昔、ラージボア討伐で食べた料理は、エミリアが料理をしたものよね。とエアリーは嬉しそうにしていたわ。



 宴会が始まって、エルフの里の若年寄り達が、兄アーチボルト、弟のアーチベルトを連れて来ていたわ。


 それで、ラージボアを暴れさせたのは、僕です。鹿と間違えて矢を撃ちました、と弟のアーチベルトが言っていたの。


 エアリ-が、でもラージボアをここまで、連れて来てたのは違いますよ。あの転んで、助けてもらった人はどうしました?


 それが、どこかえ消えて...と口ごもっていました。


 エアリーが本気で、怒りそうだったの。


 (私もお詫びや、お礼すら言わず消えたなんて、と切れかかっていたのが、エアリーの怖い顔を見て冷静になったの)


 私は、アーチベルトさんが、暴れさせたラージボアを、友人のレリアが片付けています。終わったことですよ、にしたのよ。


 それで私は、アーチベルトさんと、レリアの友情が続くようにしたいと思います。と結んだの。


 それで、アーチベルトさんと、レリアに握手をしてもらったわ。


 アーチベルトさんは「レリア、ありがとうね。ナイスなフォロー見事でした」とお礼を言っていたわ。


 エアリーは、少しテレているレリアの顔を見て、また優しい精霊の顔に戻りました。良かった =^_^=


 トラブルって、どこにでも、トラブルの素が、転がっている気がしたわ。


私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。

次回は、エルフのお守り です

できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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