#138 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(29) 〔その1〕 王女エミリア
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(29) #138 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...ご紹介します
誰かが、ご紹介の挨拶を...
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...ご紹介します
ミコルナさんは顔に赤味がさしていたわ。「ええ、そうなんです。言い機会ですから、エアリー様に紹介をします」
ミコルナさんが手を振ると、弓士のエルフの男性が、森から出て来ました。
「エエッと、...」ミコルナさんは顔が赤くなって、テレていました。
エアリーは、微笑みながら「さっきからの視線は気付いて、いましたよ。ミコルナにしか向かっていないんだからね」 =^_^=
弓士のエルフの男性が、ミコルナさんの横に立っていました。
ちょこっと、お辞儀をしていました。
ミコルナさんが思い切って「こちらは、私の婚約者です。家同士での話も決まりました。来年結婚します」と必死に言っていたわ。
「あら、そうなの。ミコルナ、おめでとうございます」とエアリーは、微笑みながら言っていたわ。
「ええ、俺はアーチボルトと申します。よろしくお願いします」と、照れながら、自己紹介をしていたわ。
エアリーが「今年の射撃大会の、優勝者ですよね。かなりの腕前でしたわね」と言っていたの。
アーチボルトさんは、たまたま狩りに来て、見かけたけど、精霊さまへぶしつけに、ならないように遠慮を、していたそうだった。
この辺の草むらには、「ファザント(キジ)」がよくいるみたいだった。
せっかくなので、ファザントがとれたなら、献上したいと、言っていたわ。
しばらく、二人が先頭で行って、静止の合図があった。
アーチボルトさんが、静かに進み、ようすを見ていた。そして弓を取り出して、見事に仕留めたの。
約束した通りに、獲物が取れたので、エアリーへの献上になったわ。
次に、枝に「ピジョン(ハト)」がいると、静止したの。合図をしていたわ。すると、他から矢が飛んできて、命中したわ。
森の中から、エルフの男性が、獲物を持って現れたわ。
アーチボルトさんが、弟のアーチベルトですと、紹介をしたわ。
そして、エアリーと私は、気付いていたわ。もう一つの視線がレリアにもあったからね。
獲物をレリアに、献上したいと申し出があったの。
レリアは、とても驚いていたわ。「え! 私にですか?」ってね。
エアリーが「先ずは、お友だちからの話ですよ」とニコやかに、レリアへ薦めていたわ。
レリアは、しばらく眺めているような、状態でしたが、顔に赤味がさしてきて、受け取ったの。
そうして、アーチベルトさんと、レリアは少しづつ話をしていた。
私とエアリーは、念話で「今日は、ご紹介が2件あったわね」と二組をニコニコしながら、見ていたわ =^_^=
次回は、幻想的な滝 です
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「ストーリー」に工夫をしております。エピソードに『オヤ』程度でも感じられれば、単純に
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