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勝手に召喚! 身代わり王女は困ります。 侍女のザマーとハピエンに転がされ? それなら自由に生きてやる!  作者: Aprツツジ
二章 エルムズ王国動乱

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#51 ○エルムズ王国の新たな夜明け(5)その1

エピソードを分割して軽量化をしています


①女王エリーヌの政務の始まり【政務その5】#51 その1

〔お妃達の相談事〕ユリウス様へ...正妃を...選択...


②女王エリーヌの政務の始まり【政務その5】#51 その2

〔ユリウス様へのアドバイス〕ネズミさんから...ユリウス様...本命を...選択...



◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その5】


〔お妃達の相談事〕ユリウス様へ...正妃を...選択...


 今日は、王城の門で、『ざまぁ』が行われて、3日を過ぎた頃。


 今日は、とても天気が良く心地よい、そよ風がふいているような天気で、花が咲き誇って、その花の良い香りがしていた。


 そんな女王様の離宮の庭で、お茶会が開かれていた。


 参加者は、リザリア師匠に、エミリア、リリアーヌ、アリシアであった。お茶会の侍女長はエミアーヌ。



 まず師匠から、リリアーヌが戻れるのか、相談があった。


 リリアーヌは、ユリウス様と相談して、女王様の侍女長として、戻ってくることにした。


 師匠ーは、良かったーーー!! 城の使用人の問題は頼むよーーー!! と泣きが入る状態だった。



 そして、先日の正妃は誰? について相談が始まったーーー!!


 まず国王とする、ユリウス様の意見も尊重する必要があるため、リリアーヌがその話から始めた。


 「うーん...とねー...。まず本人の意志と私が見たところでは...」と歯切れが悪い出だしだった。


 でも、リリアーヌは、エミリアの目を見ながら、意を決したようすだった。


 「隠していては、みんなの意見も集まらないから、ハッキリというからねーーー!!」


 この時エミリアは、『まさかの坂』が出そうな感が、ピーンと電気が通ったように働いていた。


 リリアーヌはエミリアを見たまま「ユリウス様はねー、エミリアに惹かれてしまっているようなのよー!」と困ったように言った。


 師匠ーはすぐに始まった「ああ、やっぱりねー! じゃあー、エミリアーーー!! もう体ごと嫁がせてもらえばいいなーーー!!」


 エミリアの困惑こんわくした顔を見たままリリアーヌは「あなたの世界でも、昔は体ごとイキナリ、嫁いでいくことはあったのよねー!」


 「でもー! いまは、心が先になっているのよねーーー!!」と先に進むように言ってくれたーーー!!


 エミリアは一瞬固まった表情をしていたが「ええー! そうですねー! いまは心が先だと、それを大切にしているわよーーー!!」


 リリアーヌも「それは、ユリウス様へ言ったのよー、でもねー、この世界の考え方はリザリアと同じなのよーーー!!」



 そこでリリアーヌは自分の意見を「こうなったら、お互いに話だけでは、納得は難しいわよねーーー!!」


 みんなもがその意見に賛同するしかなかった。


 そしてリリアーヌは提案をした「だから、ユリウス様へ本当に一緒になりたい人を選ばせるのよー! ねーーー!!」


 そして「選んだ人がアリシアだったとしても、従うことを約束させれば、いいかなーーー!! と思うけど、どうなのかな?」


 もうみんなは他の対策も出せないので、『ユリウス様へ正妃選びの試練を与える』ことにした。


 ただエミリアは「ねー、リリアーヌ。私とアリシアしか選択がないけど...あなたはどうするつもりなのーーー!!」


 リリアーヌは「私は断罪の時に分かったのよ。厳しく追及はできないし、あの時のような歓声に包まれることもできないーーー!!」


 「だから、単純な辞退ではなくてねー! 側妃として、誰が正妃になっても、支える役目をしようと決めたのよーーー!!」


 だれもが、リリアーヌの性格を知っている為に、その意見に「やはりそうか、リリアーヌだねー!」とみんなは納得したーーー!!



 そこから、『ユリウス様へ正妃選びの試練を与える』ことの、詳細をみんなで相談して決めた。



私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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