#137 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(28) 〔その2〕 王女エミリア
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(28) #137 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...私の夏休み
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(28) #137 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...エアリーの邑
私の夏休み、エアリーと会って...
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...エアリーの邑
レリアが「エミリアさん、下の小さな翼竜って、けっこう飛んでいますね」
「そうよ、マリア姉とここを初めて飛んで、帝国がここで、翼竜を使ったら大変だと心配していたの」
「エルムズ国の南地方は、厄災的な災害に、見舞われるでしょう。その時から、帝国を警戒していたわ」
「帝国はエアリーのところで、翼竜を使った竜騎兵を構成して侵攻したからね。もう、許せなかったわ」
レリアは「だから、エミリア・ショーを開催することに、したんですね!!」
「そうよ、皇帝を単純に暗殺しても、TOPがすげ替わるだけだから。周辺国にも戦争が起きて、大変な騒乱になるでしょう」
「あれが、私の中では、温和な解決方法だったのよ。元皇帝も、少年になったから、おばあちゃんになった皇后を、生涯介護すればいいのよ。どうせ、無理ばかり言って、泣かせてきたんでしょうからね!!」
「なるほどね。それが深い意味での『ざまぁ』だったんですか!!」とレリアと一緒に笑っていたの =^_^=
さあ、エアリーの、ほこらに向かうから、高度を山に沿って下げていってね。でも、ほこらっていっても、お宮って感じなのよ。
ソロソロ、エアリーがお迎えで、上空にいるから、速度は落としてね。あ、エアリーだ! 手を振っているわ!!
いまは、エアリーの案内で、エアリーのほこらに向かって、歩いているの。
エアリー、前来た時は、帝国の侵攻があったのよね。帰りには、ヨシノちゃん(ルシア)を連れて帰ったわね。
そのヨシノもね。もう地球帰還した時の、僅かな時間、男の子だった記憶の支配は、解放されているわよ。
いまは、私達と一緒に入浴しているのよ。ユキノ(ヒカル)ちゃんと相部屋にもなっているわ。
「それで、向こうの世界のエミリアとは、連絡をとっているの? 王女エミリアは?」
「いえ、クリスと仲良くなっちゃたんだ。そうそう、帝国の攻略の話は伝わっている?」
「ええ、それは早いスピードで伝わってきたわ。向こうの世界のエミリアが驚いていたのよ!!」
「王女エミリアは、知略の才があるのね。ねえ! そのローブの下に何か入れているの? さっきから、胸がゆさゆさ、揺れてるよ」
私は、エアリーに、胸を張ってみせたわ。エアリーが吹き出して、笑ったの =^_^=
何の魔法をかけたのかしら? エミリアって昔っから胸が...だったよね。
これはね、女神クリスのイタズラなのよ。男が寄って来るようにして、イジリを企んでいたのよ!!
え! でもここでも、そんな風にしてると、邑の男エルフが寄ってきて、大変だよ。
今のエルフは、人種族の男みたく、なっているんだからね!!
次回は、邑の男エルフ です
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