#136 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(27) 〔その4〕 王女エミリア
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(27) #136 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...『緑』のリスク
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(27) #136 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝国と友好へ
③○エミリアの真夏の夜のゆめ(27) #136 〔その3〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...クリスの企み
④○エミリアの真夏の夜のゆめ(27) #136 〔その4〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...え!皇妃って
クリスのイタズラ? 皇妃まで...
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...え!皇妃って
私の胸が、急にタワワになった理由が、分かったわ。
女神クリスのイタズラだったようね。でも、それがなければ、警戒心の解除も、あの時間稼もできなっかたしね。
言いたいことは、色々とあるんですけど。どうせ、あの一部始終を見ていたようね。
その時に「痛い!」と叫びが聞こえたの。声の方をみると、皇太子殿下?
聖女様が、皇太子殿下の腕に、...ツネられたようね !(^^)!
叱られるのは、当たりまえでしょう!! バカネ!! あ! いけない! 聖女服の前を、早く閉めないとね。
聖女服の前を、慌てて閉めていると、聖女様が...。
「あの聖女エミリア様。これは失礼なお申し出になると思いますが...。『皇妃』なる気はございますか?」
え!聖女様は、突然に、何を言い出してるのかな?
「え! それは皇太子殿下は、ご存知だと思いますが、行方不明でも、私には婚約者がおりますのよ」
「ええ、それは存じております。それを、...私のような平凡な聖女ではなく、...もっとアクティブな方が...」
また、女神クリスの像を見ると、ニヤニヤしてるよ。こんな可愛い人を巻き込まないでよ、イタズラ女神ったら!!
私は、若い二人へ(って私も若いんですが!)、ひた向きに思い合っている二人なのよ!! と感じちゃったわ。
そこで、女神クリスの像へ向かって「クリス、いい加減にしないと、アリスとエリスに頼んで、叱ってもらっちゃうからね!!」と言い放って、いたわ。
突然、そう言いだしたので、修道院長と殿下、聖女様はとても驚いていたのよ!! (それって、当然そうなるよね! もう!)
そして、女神クリスの像が柔らかくなり出して「ゴメン! エミリアやり過ぎちゃったよね!! 姉達を動かすのは、やめてよ!!」
更に突然の、女神クリスの降臨に、皆さんは頭の中が、真っ白な状態になったようでした(私もちょっとだけ、乱暴かな?)。
「もう、報告は良いから、見事な腕前を見せてもらったわ。ミッションは大成功、詳しくは後で、私に会いに来てからね...」と言って。また固い像に戻ったわよ。
私は、殿下、聖女様へ「お互いに横に並び、支え合える関係を、とても大切にすることが一番だと思いますよ」と進言をしたの。
次回は、横に並ぶ関係 です
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




