#136 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(27) 〔その2〕 王女エミリア
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(27) #136 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...『緑』のリスク
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(27) #136 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝国と友好へ
レリアのおしゃべりって...
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝国と友好へ
あれあから、会議場に戻り、宰相が皇帝の代理となって、摂政政治の採決が行われて、賛成多数で可決されたの。
その後は、帝国とエルムズ国は友好的に、貿易品目の見直しが終わり。
次回は、友好条約の締結へ向けた日程が、発表されるまでに、なっちゃっていたの。
レリアとホテルへ戻る馬車の中で、レリアが珍しく話をしていたわ。
「ねえ、エミリアさん『エミリア・ショー』って、終幕はどこになるんですか?
「え! 『皇帝が若返り過ぎて、皇帝の即位が無効化!!』までで、終幕でいいかな」と言っていた。
「それじゃ、15才の元『皇帝』は、おばあちゃんの皇后と末永く...で。『ざまぁ』って終わり方ですね!!」 !(^^)!
「じゃあ、『次の皇帝即位』は? どうなるんですか?」
「ええ、それは宰相のショーが摂政から開幕して、『次の皇帝即位』で、終幕でしょうね」
「へー。そうだったんですか? でもエミリア・ショーは、とても面白かったですよ」
「ちょっと!! 良いからよく聞いてね、あの場の話は全て極秘だからね!!」と厳しい顔をしてみたわ。
そうしたら、レリアが私の胸を見ながら、吹き出して笑っていたのよ!! !(^^)!
「エミリアさん、ごめんなさい...フフッ。だって、『あの皇帝』を思い出したら、...あれだけの警戒心が...」
「ごめんなさい...フフッ。エミリアさんの、乳の揺れで消し飛んで、...フフッ。視線が動かせなかったでしょ」
「また、レリアったら、その言い方は、私は嫌いだからね!! あれは、出来れば私の記憶からも消したいのよ」
「レリアあれは、極秘じゃなくてね、他言は一切禁止だからね!! あなたの記憶も消したいくらいなのよ。いい墓場まで持って行ってね!!」
「はい、分かりました。でも、いつからかしらね。エルナちゃんの胸が成長期って驚いていたのが、つい先日でしたが...」
「いまの、エミリアさんの胸は、聖女服からも目立ってきてますよ。成長期に入ったのでしょうかね?」とまた吹き出して笑っているのよ! !(^^)!
そう言えば、エルナちゃんに、胸はささやかにしているのよって言って、笑われたのよね。
私は、これが女神クリスのイタズラと気付くのは、まだ後のことでした。
明日は、帝都の修道院長と会う約束があったわね。どうしても話したいことが、あるって手紙にあったのよね。用件は会わないと、分からないから、しかたがないわね。
次回は、クリスの企み です
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