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勝手に召喚! 身代わり王女は困ります。 侍女のザマーとハピエンに転がされ? それなら自由に生きてやる!  作者: Aprツツジ
第4部 また、召喚されちゃったの!

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#135 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(26)   〔その3〕  王女エミリア

①○エミリアの真夏の夜のゆめ(26) #135  〔その1〕

 ◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝都へ到着


②○エミリアの真夏の夜のゆめ(26) #135  〔その2〕

 ◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...ショーの開幕


③○エミリアの真夏の夜のゆめ(26) #135  〔その3〕

 ◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...真の姿登場

 王女エミリアがバレて...



◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...真の姿登場


 「その通りじゃ!! ゆえに、興味を持っておる。そなたも、その姿は、本来の姿ではあるまい!!」


 「そこまで、我が国の極秘情報が漏れているとは思いませんでしたわ」


 「では仕方がないですね。本来の姿をお見せしましょう」私は、聖女服のフードをすっぽりと被り、変身アイテムの指輪を外した。


 そして、聖女服のフードをゆっくりと、下げていったわ。


 側近の方から「おお、このお顔、髪色と瞳は、王女エミリア殿ですか?」何人かが、知っていたようです。


 女王エリーヌにそっくりの顔、プラチナブロンドの髪、碧眼。女王エリーヌが妃となるのに、次期国王ユリウスに、側妃に欲しいと言わしめた、美しさだった。


 「はい、私はエルムズ国の第三王女エミリアでございます」


 「それで、我が国のとある人物ですが、王宮魔導師団長です」


 「いまは、70才を過ぎておりますが、後を継げるものが、まだおりません。そのために、20才ほど体を若返らせております」


 「治癒院で、治験者として、分析しています。見た目も、身体も50代に若返っておりました」


 「どうじゃ、みんな!! ワシは情報を確認した上で、キチンと判断をしておるのじゃ」


 「それで、こちらから、打診をした通りに、薬を持って来ておるのか? それとも、どこかに隠しておるのか?」


 「いいえ、先ほどの映像の通りに、私には実績がある自信がこざいます。容易に拉致が可能と思われていますか?」


 「いいや、それは思っておらん!! 今行方知れずの、本物の魔導師エミリア以上の実力者で、間違いはないじゃろう!!」


 「その通りでございますわ。では、肌身に離さずに持っていますので、ここでお出し、致しますわ」


 そう言いながら、聖女服の前を開いて薬を3種類取り出した。トップスは薄絹のオフショルダーだった。若さあふれる、白く輝く肌が露わになっていた。


 私は、この時に皇帝の目が光った事を見逃さなかったの。『英雄色を好む』の通りに、若く美しい娘にどうしても、惹かれるもの。


 薬より先に、私に興味を持ったのか、と私は思ったわ。


 そして、薬は目の前の会議台に出したわ。


 「薬は3種類ございます。青:延命・長寿命、緑:若返り・長寿命、黄:金剛石・長寿命です、長寿命とは千年ほどです」


 「私の方からは『黄:金剛石・長寿命』の効能のみではなく、『不老不死』を願う方の、環境との関係を、ご説明させて頂きますわ」


 皇帝は「長寿命とは千年ほどか、それで十分じゃ。環境とは、自分の置かれている、周囲との関係か!! 申してみよ!!」


次回は、環境は無常 です

私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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