#134 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(25) 〔その5〕 王女エミリア
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(25) #134 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...女神クリスと会う
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(25) #134 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...女神クリスと会うⅡ
③○エミリアの真夏の夜のゆめ(25) #134 〔その3〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...皇帝との会談
④○エミリアの真夏の夜のゆめ(25) #134 〔その4〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...『ワンダー聖女』って
⑤○エミリアの真夏の夜のゆめ(25) #134 〔その5〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...歓迎聖女様って
聖女様への歓迎って...
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...歓迎聖女様って
私は、攻撃を受けた国が、西エルムズ国内でしたので、魔道具で映像を残して、宰相達へ見せたわ。
みんなは、『ワンダー聖女』様って、帝国からとても、大きな歓迎を受けてますね!!
これから、しっかりと護衛を重点的に、行います。と、緩んでいた顔も、引き締まっていたの。
宰相は、これは水軍の高速魔導船で行った方が、良かったかな。と言っていたわ (;^_^A
私は、親善大使的なニュアンスもありますから、それはお止めになった方が、よろしいかと、...。
みなさんも、同調してくれていましたわ。
お昼を食べ損ねた、みなさんは(私達もですが)、非常用の干し肉を出そうとしてたの。
それでは、私の手料理で、簡素なものですが、...とストレージからシチューとサラダとパンを取り出しましたの。
辛うじて、お昼は食べられました。みなさんも、干し肉とクラッカーじゃなくて、良かった!! と喜んでいましたわ =^_^=
船はそのまま走り続けていたわ。厨房辺りの大穴は、布をあてていたの。夕方には、貿易都市リンブルグに着きましたの。
リンブルグのホテルまで馬車4台で移動していました。私は、マーキング・ピクシー監視を配置していましたわ。
港を離れた表通りで、広い路地に潜む者を見つけちゃったわ。あれは魔法使いね。
道の両側からハサミうちで、魔法砲撃を打ち込んできたわ。今度は私が広域ドーム型シールドで、馬車4台ごと包んでいたの。
発射された、魔法砲撃は、「ドドーン」とドーム型シールドの反射属性で、打ち込んできた者へ戻って行ったわ。
馬車のみなさんが、その音に気付いた時は、もうすでに、走り抜けていたの。
宰相が、慌てていたので、私はもう走り抜けていますわ。「歓迎の花火がとても大きな音でしたね。わははは!! でよろしいのでは?」と、言ってみたわ。
補佐官も、それでよろしいのではと、更に押してくださったわ(私は皇帝を代替えよね!! と固く深く...ね) =^_^=
宰相は「では、中々の歓迎をありがとうございます」で、官憲が来たら、済ませましょう。
済ませなきゃ、国際問題に成長させたい、意向をくみ取ってあげましょう。と強気になっていたわ。
ホテルについて、色々と明日の準備に追われていました。明日は夜には帝都ルベツブルグへ着く予定ですから。
ホテルの晩餐会の後で、官憲が来ないねと、宰相は不満顔でしたわ。
私は迂闊に動けば、自分の身の振り方を、考えることになるでしょう。だから、来ませんわよ! と言ってみたの。
宰相は、笑って応えていたわ !(^^)!
次回は、帝都へ到着 です
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