#134 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(25) 〔その1〕 王女エミリア
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(25) #134 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...女神クリスと会う
女神クリスへのお願い事、...
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...女神クリスと会う
東エルムズ国から戻って数日後に、東エルムズ国の国王ルキウス殿とエルムズ国の『ワンダー聖女』フィリアーナの婚約発表が、両国の同時発信で、公告がされたわ。
まあ、神殿と王都修道院が慌てたわりには、その発表の当日の朝に、やっとフィリアの『ワンダー聖女』認定の授与式が行われたの。
でもね、『ワンダー聖女』のローブの引き渡しは、その後の予定だったのよ。
だからフィリアへ、当日は私の『ワンダー聖女』のローブを貸したわ。
白い布を式典直前に張ったの。それは襟章に『エミリア』が入ってるからなのよ。それくらい、事前に連絡して欲しかったわ (;^_^A
その後に、礼拝堂へ行こうとしたら、神殿長が驚いていたわ。
「エミリアさん。あなた信心する気になったのですか?」
「いいえ、今この世界の管理者に、お話があるからですわ。」
「え!...と。女神エリスティーナ様ですか?」
「え! 王都修道院長から、聞いていなのですか? いまは、女神エリスティーナの妹女神、クリスティーナですよ!!」
「あ、いえ、聞いていましたが...。本当だったのですね!!」
「仕方がないですね、私だけで会おうと思ったのですが...。特別に一緒に会いますか?」
「え...でも、そんなことができるのですか?」
「うーんと、七天の女神様達と、お会いしていますよね? あの方達は女神様達ですよ!!」
「ええ、じゃあ、本物だったのですね!! とても凄いことだったんだ」
これも、我が国の問題的な、存在だったのね!! 困った人だこと (;^_^A
「それは、理解出来ましたね。では、その方達から#8と呼ばれる存在は、唯の人ですか?」
「え、それは、私の理解を越えます」
「では、越えてくださいね。私は女神様達の#8の存在だとね。いいですか、これから直接合って確かめましょうね」
「クリスは、私の知り合いでもありますから」と、むりやり神殿長の腕の袖をつかんで、礼拝堂へ引っ張って行ったわ。
次回は、女神クリスと会うⅡ です
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