#132 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(23) 〔その2〕 王女エミリア
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(22) #132 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝国の工作Ⅲ-②
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(22) #132 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝国の工作Ⅲ-③
彼らはやらかして...
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝国の工作Ⅲ-③
中をよく見ると、3人の男が床に横になっていた。
一人は、皮鎧で、剣士風? 槍が横にある? あれは、竜騎兵ね!!
あとは、魔法使い? ローブ姿よね。一人は足に包帯を巻いている。もう一人は、手と足に包帯を巻いている。
上から、中に飛び込んで行って、落下したんじゃないの?
そうだね。だって、ドレイクをコントロール出来ていないものね。ドレイクも羽にキズがあったわね。
私達が見えたのだろう、いきなり魔力を感じた。フィリアが、ドーム型シールドを展開した。
二人の合わせワザ? エアーカッター・ストーム? 渦巻き状のものが、下から突き上げてきた。
フィリアはドーム型シールドを塔の内部で展開して、インライン反射を付与していたんだね。
渦巻は外へは飛び出さずに、中に渦巻いていた。見事に反射したわね。
自分達の魔法がそのまま返されてしまって、防御も出来ていないわね。
3人の男と一頭も巻き込まれて、結構キズだらけになっていたわ。
フィリア、よくやったわ!! !(^^)!
するとその衝撃を、ガーディアンがセンサーのキャッチをしてしまったのだろう。
全然、動いた形跡がなかったのに、突然動き出してしまった。
これは、助けらてあげられないわね。こちらも巻き込まれてしまうからね。
フィリアへ、顔を横に向けさせて、見ないようにさせたわ。私も見たくもなかったので、顔を背けていたわ。
さすがに、リグバル殿は凝視していて、最後まで見届けていたわ。
「エミリアさん達、もう終わりましたよ。ガーディアンが元の位置に戻りました」とリグバル殿が、声をかけてくれたの。
塔の中を見ると、酷い惨状だったわ。ガーディアンの制圧の攻撃を受けてたからね。
フィリアは思わず、顔を背けていたわ。無理もないわわよ、ご令嬢でもあるんだからね。
塔の周辺を探知すると、結界はどこにも、なかったわ。
リグバル殿と水軍の兵士と一緒に、入り口から入って行った(もちろん、フィリアは外ですよ!)。
リグバル殿は、この塔の宝物が目当ての犯行なのかな? 特に彼らが破壊した痕跡は見られなかったわ。
その時に、エアリーから念話が入ったわ。
「エミリア、いまゴリュウの古代遺跡にいる?」って、良く分かったわね!!
次回は、彼らの目的 です
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