#50 ○エルムズ王国の新たな夜明け(4)2/3
エピソードを分割して軽量化をしています
①女王エリーヌの政務の始まり【政務その4】#50 1/3
〔お妃の相談事〕誰が...正妃...?
②女王エリーヌの政務の始まり【政務その4】#50 2/3
〔ざまぁ→王太子・コゼット(4)〕
③女王エリーヌの政務の始まり【政務その4】#50 3/3
〔ざまぁ→王太子・コゼット(5)〕
◇◇女王エリーヌの政務の始まり【政務その4】
〔ざまぁ→王太子・コゼット(4)〕
お昼前には、城門のサイドに小高いステージが出来ていた。ステージは左右に設けられていた。
そこへ、檻が運ばれてきた。
王城の門に向って左側は、東エルムズ国の国王、西エルムズ国の国王が檻のなかに、首輪を付けられて、鎖で檻につながれていた。
王城の門に向って右側は、ひとつの檻に元王太子と元王太子妃が首輪を付けられて、鎖で檻の両方の角につながれていた。
同じく右側には、王弟殿下、元側妃イザベラが別々の檻に、首輪を付けられて、鎖で檻につながれていた。
左右のステージには、直接投石などできないように、ステージから離れたところに、ロープで立ち入れないようにガードをしていた。
また、衛兵も檻のあるステージと、ロープのガードに立っていた。
領都民達は、王城の門の前や広場にかなり集まっていた。
午後になり、宰相と重臣達。女王様を先頭に、英雄リザリアと弟子と思われる魔導師、エミアーヌとリリアーヌがいた。
宰相が、左側の檻の罪状を読み上げていた。
東エルムズ国の国王は、我が国に侵攻して、我が国の南地方を、エルモニア国として独立を認めようとした。
王都民から、かなりの罵声が飛び交っていた。
次に西エルムズ国の国王は、我が国に侵攻して、我が国の南地方を、エルモニア国として独立を認めようとした。
同じく、王都民から、かなりの罵声が飛び交っていた。
東エルムズ国と西エルムズ国の国王達は、イスに座り俯いたまま、ぐったりとしていた。
次は右側の右端から読み上げた。元側妃イザベラ、我が国の南地方を、エルモニア国として『勝手に』独立を認めようとした。
王都民から、「我が国を勝手に分割するなーーー!!」など、かなりの罵声が飛び交っていた。
元側妃イザベラは、イスに座り首だけ空を見上げていた、もう居直っている、とするしかなかった。
次は、元王弟殿下。エルモニア国と称した居城を包囲していくさに勝っていたのに、勝手に敵の元へ行き、捕虜となったーーー!!
王都民から、かなりの罵声が飛び交っていた「ウワサ通りか いくさに勝って、指揮官が負けたんだなーーー!!」など、であった。
更に、王女エリーヌが幽閉になった時に、『王女エリーヌの殺処分指示を出した』
王都民から、「英雄王女エリーヌを舐めるなーーー!!」、「お前などはアリのように潰されろーーー!!」など、であった。
元王弟殿下は、イスに座り俯いたままで、ぐったりとするしかなかった。
次は、元王太子妃コゼット、元側妃イザベラと企て、我が国の南地方を、エルモニア国として『勝手に』独立をさせようとした。
王都民から、「我が国を勝手に分割して、独立するなーーー!!」など、かなりの罵声が飛び交っていた。
元王太子妃コゼットは、イスに座り鋭い目つきで周りを眺めまわしていた、まだ何かしようとする、勢いを感じさせていた。
次は元王太子殿下、王弟殿下と同様の行いをした。
王都民から、「こいつもウワサ通りか いくさに勝って、指揮官が負けたんだなーーー!!」など、かなりの罵声が飛び交っていた。
また、「英雄王女エリーヌを舐めるなーーー!!」、「お前などはアリのように潰されろーーー!!」など、であった。
元王太子殿下は、イスに座り遠いところを見ていた、まだ役割がありそれに向かって気力をためているようでもあった。
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




