#131 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(21) 〔その3〕 王女エミリア
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(21) #131 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...『ワンダー聖女』認定
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(21) #131 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝国の工作Ⅰ
③○エミリアの真夏の夜のゆめ(21) #131 〔その3〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝国の工作Ⅰ-②
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝国の工作Ⅰ-②
地下牢に、王女エミリアが、護衛たった一人でいるから、これはチャンス。色々と交渉に使えるよ、大事にすればね、早くおいでよ!
ワシャワシャと群がって、人質として捕らえようと、私達の周りに集まってきた。でも、私達の体はつかめない。
レイヤーが違う! いえ! 亜空間に私達がいるので、次元が違うの! 次々とトラップにはまり、人型シールドで包まれて、拘束され、牢へ転移していくわ。
「ああ、そうそう、NO.1への交渉は、家族の身の安全と引き換え。『人質をサッサと開放して、私を助けに来い』」と言わせただけなの !(^^)!
人質の居場所は、知っていたから、レリア達が保護をしに行ってたわ。
帝国の王都エージェントを、捕らえ終えた頃だったの。
レリア達の所属経由の連絡で、リリー(リリーアーヌ)やエリー(エリーヌ)が、バタバタと地下牢にきたの。
人質の件も、聞いているハズ。帝国の王都エージェントは、これで壊滅ね(エージェント物なら、思い浮かぶのはミッション イン...ね、あれって規模が大きいわね、これはまた別のお話で...)。
リリー、エリーも、これを見てとても、呆れていました。
我が国の、影やトップにも、油断が過ぎているわね。
中央集権も悪くはないけど、権力の集中には、色々と問題が出て来ているわね。
「王女エミリア、ほとんど問題の解決をして頂いて、ありがとう。私も、エリーも見直しを検討するからね」おや! とても、珍しい、反省を伴った、姿勢ですわね。
では、偏りがない、『ワンダー聖女』認定の規定と、試験項目の選定を、進めてくださいね
数日後、フィリアとお茶をしながら、話をしていたら、リリーから連絡があったわ。
ちゃんとした、『ワンダー聖女』認定の規定と、試験項目の選定の素案をみて下さいと、低姿勢になっていたわ。
フィリアと一緒に、リリーの部屋に入って行ったの。やはり、エリーも待っていたわ。
それで、素案を見たわ。
《緑の聖女》項目は、草魔法の発動条件が、うん常識的ね。
《光の聖女》項目も、聖属性魔法の発動条件も、常識的だったわ。
あとは、この条件の試験が出来る、環境が準備できるのかな? と少々疑問に思っていたわ?
でも、この試験が実戦で行われることになるなんてね! 思っても見なかったのよ!
次回は、帝国の工作Ⅱ です
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




