＃１３０ ○エミリアの真夏の夜のゆめ（２０） 〔その３〕 王女エミリア
予約で登録が抜けていました。
①○エミリアの真夏の夜のゆめ（２０） ＃１３０ 〔その１〕
◇◇夏のプライベート旅行．．．本日出発！．．．《緑の聖女》
②○エミリアの真夏の夜のゆめ（２０） ＃１３０ 〔その２〕
◇◇夏のプライベート旅行．．．本日出発！．．．《緑の聖女》②
③○エミリアの真夏の夜のゆめ（２０） ＃１３０ 〔その３〕
◇◇夏のプライベート旅行．．．本日出発！．．．《光の聖女》並
◇◇夏のプライベート旅行．．．本日出発！．．．《光の聖女》並
私は、本当はマリア姉が、コゼットを捕らえた、あの草魔法に仕上げたかったの。
今は、それは、後回しにしよう。レリア達が離宮から、帝国のネズミを駆逐してからよね。
それで、フィリアとは、次回の日時を約束して、自分の部屋に戻ったわ。
じゃあ、次は七天の女神様達を召喚したの。
それで、『治癒の加護のアミュレット』授与式の相談をしたの。
＃１女神が、それってかなり前にやった儀式ね、たしかあれは（＃６７ 〔その３〕）くらい前のことだったわね。
それで、儀式は前回と同じ、七天の女神神殿で行いたいと思います。
分かったわ、＃８女神と言われてしまったの（女神ね？）。
＃１女神がそれに気付いて、あのエミリアは、向こうの世界でも、ここでも＃８女神でいいよ。
＃９女神は、向こうの世界でも元気だし。そう、そう、＃７女神は、向こうの世界へ戻したからね。
＃７女神を見ると、「うん、精霊エアリーの所から帰ったからね。エアリーが、よろしくって。あなたがまた、来るのを待っているのよ」と言っていたの。
「そうね。私も行きたいんだけどね。時間は作らないと、行けないよね。分かったわ」
そう、前回はあのエミリアがマリア姉とエアリーのところに、遊びに行ったんだよね。
それで、帝国の竜騎兵と戦ったりしてたね。帰りには、ルシアちゃんを連れて帰ったんだね。でもこの私も、エアリーへの思いは持っているんだからね。
それから、私は七天の女神神殿へ連絡して、食堂と儀式を行う部屋を借りる手配をしていたの。
それで、日時は決まったわ。２週間後に儀式をおこなうの。
それだと後４回で、育成を決めなきゃ、ならないのね。
でも、魔力制御を兼ねて、シールド飛行体の作成をしたり。
その飛行体で、王都を散歩して、フィリアの息抜きも兼ねたりしてね。
儀式をして『治癒の加護のアミュレット』授与式が終われば、《光の聖女》並の治癒力になるわね。
リリー（リリーアーヌ）も、神殿長や王都修道院の院長と打ち合わせをして、『ワンダー聖女』の認定制度の規定作りをしていたわ。
何しろ、今回は試験で認定をする。
そして、その後に、『ワンダー聖女』の授与式もしないといけないし。全てが初めて、１からの構築なのよね。
次回は、《光の聖女》並②
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