#127 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(17) 〔その5〕 王女エミリア
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(17) #127 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...元の世界で!
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(17) #127 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...上空の監視!
③○エミリアの真夏の夜のゆめ(17) #127 〔その3〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...上空の攻撃!
④○エミリアの真夏の夜のゆめ(17) #127 〔その4〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...迎撃の報告!
⑤○エミリアの真夏の夜のゆめ(17) #127 〔その5〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝国内部で会議!
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...帝国内部で会議!
帝国の王都の会議場では、昨日から会議が行われていた。
西エルムズ国と境を接する、ヨクトバル侯爵領の西国境砦が、壊滅的な被害を受けて、とても問題になっていた。
以前より、問題を起こしては、帝国領地内での問題としていたが、今回は帝都の存続の危機にまで、なっていたじゃないかーーー!!
ヨクトバル侯爵は、いえ古代魔法の『メテオ』を発動などとは、おとぎ話のことです。
実際に確かめていないですから、『恐れるに足りない』ことですよ。
宰相から、昨日はそれを王都で確認することに、なりかねなかったぞーーー!!
それとも、確認した方が良かった、とでも言いたげな、発言にも聞こえるぞーーー!!
君の領地で確認してからとして、消滅してから、どう詫びるつもりなのかねーーー!!
これには、さすがにヨクトバル侯爵は、顔色を変えていた。
今回も、以前と同様に、領地間の問題にすり替えて、ヨクトバル侯爵が回答したことによる、重大な問題でもある。
あれを、軽微な損害などと、すり替えはできないぞーーー!!
あの砦付近の周辺の環境まで、変わるような攻撃が、容易に行われていたんだぞ。
これはもう君らだけの問題じゃ済まないんだーーー!!
あれだけのことが、短時間で容易にできる相手に、何を根拠に『恐れるに足りない』、としているのかーーー!!
さすがに、ヨクトバル侯爵だけでは、対応ができないことが、帝国内部で認識され始めていた。
情報部からは、今までエルムズ国の主力と目されていた、魔導師エミリアを中心にした戦力がありました。
王都近くの場所でその戦力達が、消えたと言うウワサを確認しておりました。これはその通りであったと思われます。
昨晩、魔導師エミリアはおりましたが、パートナーが異なっていました。その他のメンバーも違っております。
本来の主力戦力が、欠け落ちてるという状況で、あれだけの反撃を受けています。
しかし即時、追撃を受ける危機は、今はないと分析します。ですから、時間をかけて対応を検討できるものと、思われます。
この場では、一旦、ヨクトバル侯爵への責任追及は回避ができたように見えた。
次回は、東エルムズ国 です
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