#126 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(16) 〔その5〕 転換点
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(16) #126 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...マーピープル国市内!
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(16) #126 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...マーピープル国謁見と会見!
③○エミリアの真夏の夜のゆめ(16) #126 〔その3〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...別手段の提案!
④○エミリアの真夏の夜のゆめ(16) #126 〔その4〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...邪神と結界!
⑤○エミリアの真夏の夜のゆめ(16) #126 〔その5〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...エルナとの会話!
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...エルナとの会話!
あれ! エルナちゃんから、念話が届いているわね。
ねえ、エルナちゃん聞こえる? う...うん、聞こえてき...たは、エミリア。
念話なんかして、どうしたの? なにかあったの?
うん、リザ姉(リザリア師匠:義姉)が、ブロードと出かけて、...あの伯爵領へ...。
え! そうだー! 巡行の時の騒ぎで、師匠の婚約者を伯爵にしちゃったんだったー!
ええと、じゃあ、いまは師匠が、いないのね。王女エミリアは?
朝、塔で朝食を、作ってくれているわよ。でも、あの人に相談したくないわ。
まあ、それじゃあ、相談ごとね。聞くだけしかできないかも、...だけど、話してみて。
うん、西エルムズ国の宝石の原石事件で、城塞都市を攻略しちゃったでしょう。その後に、帝国領から嫌がらせが続いたの。
前にエミリアが、山脈を越えたところで、帝国のドレイクが侵攻していて、撃退したでしょう。
だから時々、城塞都市の近くを飛行して、警戒をしていたの。
でも、私が飛行していない時に、ドレイクに乗った騎士が墜落死していたわ。
それって、西エルムズ国領なの?
うん、そうなんだ。だから帝国領は、撃墜しただろうって、冤罪をかけられているのよ!
エエット! それって、西エルムズ国領内の上空から落下したんだよねー!
うん、墜落していくのを、多くの人が見ていたようなのよ!
じゃあ、考え方だけどね。西エルムズ国内に侵入した、帝国領の兵が落馬して、死にました。お前のせいだー! と言ってきました。
え、それって、国境侵犯じゃない。逆に許されない行為でしょうーーー!!
そうよ、だからそれを上空にしたら、どうなるの?
そうか、偵察行為で国境侵犯と同じで、上空を国境侵犯したのかーーー!! 許されないよーーー!!
やはり、そんなことが起きているわよね。王女エミリアは、塔には魔導師エミリアの姿でいるんでしょう?
うん、そうだけど。
じゃあ、私だと思って相談してね。私の分身体だからね。エルナちゃんには、きっと、やさしいよ =^_^=
私がエルナちゃんが好きだからね。あの人は、私に対してマウントを取りたいだけだから。
次回は、元の世界で です
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
「ストーリー」に工夫をしております。エピソードに『オヤ』程度でも感じられれば、単純に
顔マークしていただくと、「ストーリー」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




