#124 ○エミリアの真夏の夜のゆめ(14) 〔その5〕 転換点
①○エミリアの真夏の夜のゆめ(14) #124 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...空飛ぶ聖女!
②○エミリアの真夏の夜のゆめ(14) #124 〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...侵略者船団!
③○エミリアの真夏の夜のゆめ(14) #124 〔その3〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...この流れを止めるな!
④○エミリアの真夏の夜のゆめ(14) #124 〔その4〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...魔族混入!
⑤○エミリアの真夏の夜のゆめ(14) #124 〔その5〕
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...魔族確保!
◇◇夏のプライベート旅行...本日出発!...魔族確保!
魔族の侵入者は意識を取り戻しました。周りを見ると、人種族の女が5人。3人は聖女服を着ていました。
あれ? 後をつけていた時は、聖女は2人だったはずだぞーーー!! どうなっているんだーーー!!
気がつくと、自分は首から上だけでした。あれーーー!! オレに何が起こったーーー!! いや、焦るなー! 再生させればいい。
ところが、何度もやっているのに、全然再生してきません。 えーーー!! どうなっているんだ、とパニックを起こしています。
「こら、魔族。再生できないだろう。おとなしくしろーーー!!」と。
これはあの輝きを出した聖女だが、全然オレを恐れていないゾーーー!! よく見ると聖女服を着た中で、一番若かったー!
こんなにバカにされたことは、いままになかったーーー!! 目の前の全てが簡単にヒザマヅイテいたはずだったー!
その中に見た目は18才だが、年齢は直感で800才を越える女がいた。なんだ、このおばばがリーダーかー!
そのおばばは、エミリアと呼ばれていた。
そのエミリアは「おい、お前はまだ若い魔族だな。魔王なら千を越えてからだけどね。まだ100まで行かない幼児を寄越して、油断させる作戦できたな」
え! オレ魔王の一人だけどーーー!! まあ、100は越えてないのは本当だけど。
「しかも、下級貴族の格もない。お前の親玉は、どうなんだ? 少しは格があるよなー!」ええ! みんなの顔を思い出していた。
「それで、本拠地もお前並に、小さいのか?」え! これなら、大規模だと思うけどなー! と内部のようすまで、思い浮かべた。
あれ! あのおばばと若い聖女の二人は、うなづいている。こいつら、女神じゃあるまいし、心が読めるはずないよなー!
いまの思ったことをキッカケにして、この2人から神気が、...湧き出してきやがったーーー!! こいつら、汚ねーーー!!
こんな、汚ない事をするなんて、女神じゃねーーー!! 認めたくねーーー!!
「おい、『礼には礼をもって返す』って知っているかー?」
「うん! 知ってるようだな! じゃあ今回は、『ワルにはワルをもって返す』で、スジが通っているよね」
本当は『違う』といいたいけど。『そうだ』と思っちゃったよ。なんだ、こいつらーーー!! (;_;)
また、心を読まれたようだ。あざ笑っているーーー!! しかも、他にも伝波、みんなで笑うなー !(^^)!
次回は、魔王情報 です
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




