#106 ○エミリアのかろやかな歩み(27) 〔その1〕
①○エミリアのかろやかな歩み(27)#106 〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...反撃!ざまぁ!
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...反撃!ざまぁ!
「彼らにとっては、痛い思いは、あんた達だけだと思っているからねー。ああー、トカゲのシッポ! カワイソウ! カワイソウ!」
「お前みたいな、小物じゃ、脅しは効かないなー! 全然怖くないねー! オレ達のボスはこの邸にいるよー! 臆病ものなんかじゃねーーー!!」
「バカ、余計なことを、言うんじゃないわよーーー!! だから旦那から信頼されてないんだよー」とジャスリア
「ふふんー、旦那とか言っても、どうせそれは、お頭や、首領か、どこぞの下級貴族だろーーー!!」
「そんなものなら、王族付きのあたしには、ごみ同然の扱いだね。吹いたら飛んじゃうってねー」
「どうせなら首級の格のある人の下に付きやがれよーーー!! カスが大口だけ、一人前だねーーー!!」
「なにおーーー!! ゴミカスのヒカリのくせに、旦那は帝国の軍人だゾーーー!!」
「よし、その言質で十分だね。エミリアさん、マリア姉ー、お待たせしました。一気に暴れますかーーー!!」
ヒカリがそう言った瞬間にきなり、「どーーーーん、ずーーーん」と、とんでもない音と衝撃が体を襲ったーーー!!
なんだーーー!! どーしたんだーーー!! と彼らはとんでもない、音と衝撃でパニックを起こしていたーーー!!
中庭の方だーーー!! と声が聞こえて来たーーー!! 牢屋のある部屋の窓から、彼らは中庭を見ていた。
その時にヒカルが、牢屋の鉄格子をシールド・ブレードで、切り裂いて、鉄格子が床に落ちて、「カラン、カラン、」と言う音で、その方向を見た。
ヒカルもヒヨリも球体シールドの中にいて、すでに彼らも別の球体シールドに包まれ、牢屋のある部屋のカベに突撃して破壊し、中庭の上空へ、飛び出していたーーー!! その突撃の衝撃も彼らは体で受けていて、本当に痛い目をみていたー
「これはなんだーーー!! どーしたんだーーー!!」と彼らは騒いでいたが、気付くと、口元まで水が注ぎ込まれていたーーー!!
「まったく、口だけが一人前かよーーー!! あれだけ、大口を叩いたんだ、何とかしてみーーー!!」とヒカルが、大声を周囲に響かせていたーーー!!
「他に上空に、浮かぶものがいた」人型シールドで包まれていて、同じように首まで水を注ぎ込まれていた」
「これが、お前たちの言う『旦那』であっているかーーー!!」と怒鳴りつけられたーーー!! 見るとグッタリとしていたー!
他の建物の窓が破壊されて、そこから人々が、外を見ながら「旦那様がー、旦那様がー」と騒いでいたーーー!!
上空から見える中庭には、見たこともない大岩が、2つ、落とされていたーーー!!
中庭は、大勢の騎士や、槍や弓を持った者が集まって、溢れだしそうだった。
新たに、上空には大きなドーム・シールドが現れて、中庭の人を次々と、まるで吸い込んでいるかのように、移動していったー
ジャスリアは「これって一体、何を見せられているのかーーー!!」と叫んでいたーーー!!
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