#105 ○エミリアのかろやかな歩み(26) 〔その2〕
①○エミリアのかろやかな歩み(26)#105〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...ヒカルの休日!侍女仲間
②○エミリアのかろやかな歩み(26)#105〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...ヒカルの休日!侍女仲間②
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...ヒカルの休日!侍女仲間②
二人で、ヒヨリはどーしたんだろうと話していたわー。
その時に、さっき声を掛けてきた男が『ヒヨリ』と呼んだことを思い出して、相談してみたの。
じゃあー、ヒヨリのところへ迎えに行ってみようと、なったわー =^_^=
ヒナミに聞くと、侯爵家から別れたあと、ヒヨリは伯爵家の侍女になっていたそうなの。
貴族街に戻って、伯爵家に行ってみたの。
ヒナミが先に行って、門番の人と話をしていたわ「あれ!ヒナミどーしたー? ヒヨリはさっき外出してるよー。合わなかった?」
そこで、私が行くと門番の人が、私の侍女服を見て恐縮していたわ。ああ、普通は知っているから、こうなるよねー。
そこで、門番の人に、さっきの男の話をして相談をした。やはり、誘拐された可能性があるようだった。
そして、同僚の人が警備隊に届を出すことになり、伯爵家の執事に相談に行ったの。
その時に、私に手を振る人がいたの。あれ! エミリアさんだ。
魔導師エミリアさんが、こちらに来て「あらー、貴族街に来て、どーかしたのー?」
門番の人は、更に恐縮していた「あのー、王宮魔導師さんですね。こちらの王宮侍女さんのお知り合いですか?」
魔導師エミリアさんは、仕方なしに名乗ったの「はい、こちらの侍女は王女エミリア様の侍女でヒカルです。私は王宮魔導師のエミリアです」
門番の人は、『ワンダー聖女』であることを知っていたようで、とても驚いていたの。
その時に、執事服の方がこちらに向かっていたのに、また邸へ戻っていったの。
少しすると、執事服の方と上品な服の方が、こちらに向かってきたわ。
上品な服の方が「これは、王宮魔導師のエミリアさん。騎士団長とは仕事でもお付き合いがあります。先ほどの誘拐疑惑の件で、よろしいでしょうか?」
あたしヒカルは、エミリアさんを何か面倒なことに巻込んじゃったかなー。エミリア姉、ゴメンと思ったのー (;_;)
「はい、私は王宮魔導師のエミリアです。アル(騎士団長の)のお知り合いですか。よろしくお願いします」と言って、誘拐疑惑の件を聞いていたの。
「はい、それではアルの情報スジでも依頼を出した方が良さそうですね。分かりました、アルへこちらからも依頼をだしますわ」
「ヒカルー! お友達は大変なことになっていそうだから、今日の休日は、ゴメンね、私がもらうからね。もう一人のお友達も狙われるかもしれないから、アルの部下に送ってもらうことにしなさいね」
と、なっちゃいましたの。
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