#103 ○エミリアのかろやかな歩み(24)〔その3〕
①○エミリアのかろやかな歩み(24)#103〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...アルと捜索協力!
②○エミリアのかろやかな歩み(24)#103〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...船内捜索!
③○エミリアのかろやかな歩み(23)#102〔その3〕
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...船内捜索!②
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...船内捜索!②
警備隊は、船内の捜索に入り、1部屋づつ、または貨物しつ単位にあらため始めた。
「チッ、マズイなー。おい、至急伯爵へ報告をしろー」と怒鳴ったー!
連絡を受けた伯爵は、王女エミリアだと...あの王都の最新のウワサ...貿易商のアルデスと... 確か獣人国の輸送船...
「よーうし、これしかないが、...相手は新任の影の領主...こいつを...すれば王族と親戚になって...この中継都市も...支配できるゾーーー!! これはもう、チャンスが飛び込んで来たんだーーー!!」
伯爵は執事に配下の、シーフとアサシンを集めさせた。「貿易商など、ワシにかかれば、簡単じゃよーーー!! ハハーーー!!」
よし、男爵へ連絡を出せーと、連絡の返信を出させた。これは、ワシの一世一代の大バクチーーー!! 勝って、大逆転の人生にしようゾーーー!!
伯爵は、貿易商のアルデスさんを拉致して、領都エルモベストの領主代理へ、匿名の手紙を出していた。
警備隊はようやく、拉致・誘拐された女性を監禁している部屋を見つけた。
よーし、直ぐに騎士団長へ連絡して、こいつらを船ごと拿捕してやるーーー!! と思った時に、船は動き出した。
こいつら、勝手に逃走するするつもりかーーー!! その時に、誘拐された一人の侍女の瞳は、キラリっと光った。
◇◇◇◇◇◇王城の王女エミリアの部屋
エミリアに、王女エミリア(侍女レリアに偽装)から、念話が入った。
「私は、いま誘拐から救出にきた警備隊を乗せたまま、逃走する船に乗っているわー。そちらに、領主代理のアルメスから連絡があるから、そのタイミングで、動いてねー。こちらは一人で十分よー」
しばらくすると、領主代理のアルメスから連絡が入った。
内容は、アルデスさんが誘拐され、王女エミリアが一人で来れば、アルデスは開放する、との内容だった。
「さあー、みんなで一緒に、中継都市エルモタームへ行くよーーー!!」と言って、集まった4人(魔導師エミリア、魔導士マリア、魔導士ヒカル、魔導士レリア)は、居城の王女エミリアの部屋へ転移したーーー!!
直ぐに、アルメスさんと会って、手紙をみて、みんなと作戦を立てていた。よーし、みんなで暴れようねー! と笑っていたわー =^_^=
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