#99 ○エミリアのかろやかな歩み(20)〔その3〕
①○エミリアのかろやかな歩み(20)#99〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...王女エミリアも仕事!
②○エミリアのかろやかな歩み(20)#99〔その2〕
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...王女エミリア!王妃?
③○エミリアのかろやかな歩み(20)#99〔その3〕
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...アルが心配する!
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...アルが心配する!
「私はいつまでも、王女エミリアが輿入れされることお待ちしております」、って求婚しちゃってるだろう(ナレーター)
周りの人達の間から、クスクスと笑い声が聞こえてきたわー =^_^=
リリアーヌが、無作法ながら、会話に割って入って「本日は、新任の補佐官のご挨拶のみを受けておきます」と切り分けした。
が、今日は分かりやすい方の、王女エミリアは、少しパニック状態になっていて、この場を眺めちゃった。
トナリに立つ、王女アリシアに肩をつつかれて「もー、いつまでも見てると、気があるように受け止められるわよーーー!!」
王女アリシアに、そう言われて、別の方向を見なきゃと、ひだりの斜め下を見たのが裏目に出ちゃったのー
また、王女アリシアに肩をつつかれて「ねー、それって、恥じらっているように見えるわよー」と言われ、えー! ひだりの斜め上に変えましたわー
謁見は、終了したが、ルキウス殿は去り際に、明らかに王女エミリアへ向けて、ウィンクをされちゃっていたーーー!!
その後で、エリーとリリーに「モー、何しているのー! アル(騎士団長)じゃなかったのー!」とその後、なぜかアリーまで一緒になって、私は叱られていたわー (;_;)
ドレスを着替えている時に『モー、今日はなんて日だーーー!!』と言いたいなー、と思っていたのー
そうしたら、着替えを手伝っている侍女達が「ルキウス様はキラキラしてるいるし、東エルムズ国の王妃もステキですよー」
「キット、ルキウス様は王女エミリア様がお輿入れするのを、お待ちになりそうですわねー」
そう言って、私を見ながら、みんなでクスクスと笑っていたわー =^_^=
しばらくして、アルが駆けつけてきたわー
「おい、エミリアーーー!! とても悪いウワサが、王城内に流れているんだぞーーー!!」
「王女エミリアは、騎士団長を捨てて、ルキウス様へお輿入れして、東エルムズ国の王妃になるってーーー!!」
私は、このウワサに呆れてしまいましたのー
「モー、アルーーー!! 私がそんなことを望んでいたらもうすでに、この国の王妃になっていたでしょうーーー!!」
「それを捨てて、アルの手を選んで握ったつもりだからねー!」と言ってしまいましたわー。何か、マリア姉ーみたいだねー
そうしたら、侍女達と騎士団員から『ヒュー、ヒュー』をされちゃいましたのー
それが心地よくなって、二人でとても嬉しくて、笑い出しましたわー =^_^=
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




