#98 ○エミリアのかろやかな歩み(19)〔その1〕
①○エミリアのかろやかな歩み(19)#98〔その1〕
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...帰宅後の日常?
◇◇夏のプライベート旅行...先ずは計画!...帰宅後の日常?
部屋を暗くして、みんなで一緒に、鑑賞しましたわー。本当に星の輝き、またたきを感じますねー
みんなで一緒に、とーても喜んでいましたわー =^_^=
今朝もリザリア師匠―は、いつものように、ポーとしながらスムージーを飲んでいる。
ちょうど、師匠ーの大好きなアポリィの真っ赤に熟した実があったから。これを微笑みながら、ポーとゆっくり飲んでいる。
エルナちゃんとヒカルちゃんも、朝食は、タマゴサンドを食べ、付け合わせの野菜もチャント食べている。
マリア姉は、ベーコンとスクランブル・エッグと薄切りにしたバゲットを野菜のスープで、食べている。
ヒカルちゃんは、不思議に思っていた。昨日の夜からマリア姉も、魔導師エミリア(王女エミリア)も、仲良くしているな。
聖女様巡行の一行、最後の夜の晩餐会で、あれぼど言い合いして、周りから注目されていたのに。
まるで、本物の魔導師エミリアみたいに、仲良く同じベッドで寝ていたしね。
そこへ、師匠が「やはり、エミリアが作ったスムージが一番、いいわねー」と言っていた。
「あら、そうですか、とても嬉しいですね」
「でも、王女エミリアは、どーなの。まだ消えていないのかしら?」
「はい、ここにいますよ」
「えーーー!! あなたって、召喚されたエミリアだったのーーー!! 気配が同じなんだけど、召喚の違いが、無いじゃない」
「あら、そうですか、それもまた、とても嬉しいですね」
師匠は、しばらく...ボーゼンとしていた。
ヒカルちゃんは、リザリアさん気付いていなかったんだ!
「エルナちゃんは、会話が理解できていなかった。う...?」
「エッ! エミリアは召喚体だったのねーーー!!」
「それって、聖女様巡行の一行が出発してから、ズートそのままなのーーー!!」
「はい、そーですわー」
「マリア姉は、そうかーーー!! やはり、気付かなかったかーーー!! ハハーーーハ」
マリア姉は、笑い出しながら、ヒカルちゃんを見てたので、一緒に笑った =^_^=
「もー、あのエミリアは、何をやったんだかねー! 本当に消えなかったんだねーーー!!」
「では、師匠―にお土産がありますので、いま出しますねー。たしか、昨日エミリアは色々と面白いものを、買い込みましたから」
「おい、待て、それって、エミリアのイベントリも共有しているのか?」とマリア姉。
「はい、そうですわよー。さっき本人と念話して、『1週間は帰れないでしょう』と連絡して、『先に渡しちゃいますよ』と言ってありますから」
「おい、それは、いくらなんでも、本人がかわいそうだろー (;_;)」とマリア姉は言っていました。
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




