#92 ○エミリアのかろやかな歩み(13)〔その5〕
①○エミリアのかろやかな歩み(13)#92〔その1〕
◇◇聖女様巡行の一行...エルモ川休日!...冒険旅の提案!
②○エミリアのかろやかな歩み(13)#92〔その2〕
◇◇聖女様巡行の一行...エルモ川休日!...冒険旅の提案!②
③○エミリアのかろやかな歩み(13)#92〔その3〕
◇◇聖女様巡行の一行...エルモ川休日!...冒険旅の提案!③
④○エミリアのかろやかな歩み(13)#92〔その4〕
◇◇聖女様巡行の一行...エルモ川休日!...珍しい食材?晩餐会!
⑤○エミリアのかろやかな歩み(13)#92〔その5〕
◇◇聖女様巡行の一行...領都の休日!...ヒカルの天ぷら!
◇◇聖女様巡行の一行...領都の休日!...ヒカルの天ぷら!
賑やかに、天ぷらを食べていたわー。アルも領都のお姉さん達と、天ぷらの話で盛り上がっているわー
私は、プチ合コン成功と思ったのー。お姉さん達が楽しそうに会話しながら笑っていたので、一緒に笑っていたわー =^_^=
前から思っていたのは、私と食事の新メニューの開発してくれた、小さなお店が、ここに集まっているわー
ここを食事ができるスペースにすれば、小さなお店と併せて、フードコートになるなーと思っていたのよー
そうすれば、お店のなかに入れなくても、ここで食事が出来るから、もっと商店街が賑わうわよー
ここは木陰になっていて、今の暑い季節には、お店の中よりもここの方が涼しいかしらねー
そこへ、お祭りの時に会った商店街会長がきたのー
「いやー、エミリアさんお祭りの時以来のご無沙汰です。あの貴族の事件のあとは、場所代やわけのわからない手数料を集めに来てた連中は、全く来なくなりましたよ」
「これも、エミリアさんのおかげです。出来れば、ここへ頻繁にきてくだいね」
そこで、私は先程考えたフードコートを説明してみたわー
商店街会長は、ああ、なるほどねー、夏の間にお祭りの時に使ったテントを出したり、その時のテーブルやイスがあるから、お試しでやってみましょうかー、となったわー
この暑い季節には、夕立がきますから、簡単に雨宿りくらいもできるでしょう。天気が悪い時にも、役立てれば嬉しいですね。
清掃は、近所のお店の人が交代でやってみましょう。あとは警備に回ってきて欲しいですね。
それを聞いた、変装王女エミリアは、それならば、警備隊長に手配をしましょうねー、となったわー
その時に、商店街会長は「あれ、あなたはどこかで...っと」気付いたようでした。
「二人のエミリアは、人差し指で『シー』としましたわー
「えーと、早ければ夜になる前にテントやイス、テーブルは出せるから、夜になったら見に来てください」
商店街会長は、少し改まって「はい、エミリアさん、それではお願いします」と言いながら、天ぷらのお店に入って行ったわー
変装王女エミリアは、あなたも領都の影の領主ですからね。今日のように領都民と、親しくするのもいいことでわねー、って褒められたー? 変装王女エミリアの顔を見ながら、一緒に笑っていたわー =^_^=
マリア姉は聞いていたようで「じゃあー、夜になったらここで串焼きと、エミリアが冷たくしたエール(ビール)で、楽しもうかー」となったわー =^_^=
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




