#92 ○エミリアのかろやかな歩み(13)〔その2〕
①○エミリアのかろやかな歩み(13)#92〔その1〕
◇◇聖女様巡行の一行...エルモ川休日!...冒険旅の提案!
②○エミリアのかろやかな歩み(13)#92〔その2〕
◇◇聖女様巡行の一行...エルモ川休日!...冒険旅の提案!②
◇◇聖女様巡行の一行...エルモ川休日!...冒険旅の提案!②
「じゃあー、その後も近いところで、エアリーのところに、しようかー」ヒカルちゃんがポカーンとしていたわー
「この国は南に山脈があるでしょう、そこを越えたところにあるのよー。私の古い知り合いなの」
ヒカルちゃんは、何となく分かったようだったわー
そうやって盛り上がっているところで、思いついたので、魔導通信を取り出して、師匠ーに連絡をしてみたのー
「あれ! エミリアでしょう。めずらしいじゃない、どーしたの?」
「はい、師匠ー、しばらく振りです。まだ領都エルモベストですが、お聞きしたいことがあって、通話しました」
「で、聞きたいのは、なに?」
「えー、レプリカント召喚した私です。師匠ーも出発の時に見た、王女エミリアですが、あれから五日になりますが、まだ元気ですわー」
「ふーん、元気なんだね。それは...え! 召喚したまま...元気だってーーー!! それは、無理よー、魔力が枯渇して突然、消滅しちゃうわよー。普通は2~...長くても、3日よー!」
「エミリア、何かやったりしたでしょう?」
「いえ、何もしていないですよ。ただ気になることは、領都の神殿で事故があって、瀕死の人を助けようと私に念話したようなのですが...」
「それを、七天の女神様が受けて、エリア・ハイヒールに力を併せてくれようなんですよー」
「えー、ちょっと待ってよー。もう私の理解を超えているわよーーー!!」
「なんで、七天の女神様達が、そこまでエミリアと仲がいいのよー。まるで、8人目のメンバーみたいじゃないのーーー!!」
「えーと、話していなかったのですが、私は七天の女神様達の#1から#8と呼ばれていまして...他の女神様達も、私を#8と呼ぶようになっちゃいましたわー」
「なによー、それー。もうあなたは『卒業聖女』だけじゃなくて、『人も卒業』しちゃったんじゃないのーーー!!」
「えー、じゃあー、私はなんですかー『人外』になっているんですかねー。それって、嫌ですねー『ワイト』とかと同じですかねー」
「モー、何いってのよー。『ワイト』は闇...アンデッドでしょう! あなたは、その反対よ...」
「え...だからねー。もうこのまま王女エミリアは、王都に帰るまでようすをみようかー。たぶん、七天の女神様達の加護だと思うしかないからねーーー!! お土産を忘れないでねー」
「魔導通信の通話を切ると、みんなから注目されていましたわー。えーへへ、聞いちゃいました? ここだけの秘密ですからねー」
それを聞いて、王女エミリアは微笑み、みんなは笑っていたのー。私も一緒に笑っていましたわー =^_^=
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