#85 ○エミリアのかろやかな歩み(6) 〔その1〕
①○エミリアのかろやかな歩み(6) #85〔その1〕
◇◇聖女様巡行の一行...聖女様達...恋バナ?
◇◇聖女様巡行の一行...聖女様達...恋バナ?
「いやー、貴族なんて、みんなそんな奴らだよー。王女アリシアもどうにも、できないだろうよー。だからリリー(リリアーヌ)が威圧してくれと、頼んでいるんだからなー」とアルとマリア姉は、言ってくれたのー
マリア姉は「あいつらだって、こんな計画が成功するとは、思っていないよ。でも貴族には、じわじわと脅す手口なんだよ。こちらと同じで、威圧程度の感覚だろー」
「エミリア、こちらからの威圧で勝とうねー」とマリア姉とアルも言ってくれた、勝ってやるわーーー!!
「そうねー、相手を潰すのは、こちらもお得意のワザだからねー、誘い込んで『勝ち』ましょうねー」とやる気が出てきたわー
「じゃあー、エミリアの予定外の『討伐』は完了かな?」とアルが聞くのでー
「そうねー、『村の討伐依頼』と『領主達の討伐』は、終わりかな?」と言って、みんなで一緒に笑っていたわー =^_^=
王女エミリアのところへ行くと、ヒカルちゃんとニコやかに、遊んでいましたー
「王女エミリア、今日も三台目の馬車でヒカルちゃんと、王女ミレーヌ、ネリアーナと一緒になるから、よろしくねー」
「私とマリア姉は、先頭の聖女様達の馬車に乗って行くからねー」と伝えましたわー
王女エミリアは、淑女らしくニコやかに返事をしていましたわー
えー、あそこまで、中々できないわねー、ともう一人の自分に関心しちゃってましたわー
王女エミリア誘拐未遂事件で、出発が遅れてしまいましたー
先頭の馬車に乗って「エリカ、ユミナ5日振りねー」と挨拶をしていましたわー
馬車はすぐに出発しましたねー
私は「エリカ、ユミナ昨日の巡行は楽しかった?」
「ええ、沿道に人が大勢集まってくれて、私達への期待は大きいと感じました」
「今回の巡行で、神殿長から何か祈願する儀式はなかったかしらねー」
「明日、中継都市エルモタームの大教会で、エリカの出番がありますよ」
「治癒の依頼は今回はなかったのかしら?」
「《光の聖女》の出番は、予定してないですよー。私は少し退屈な気もしますね」
「それならば、突発的な事件の発生があるでしょう。昨日も王女エミリア誘拐未遂もあったしねー」
「えー、そいうのは遠慮したいですね」とエリカ、ユミナは言っていたわー
「でも、日本でも安全な運転していても、向こうから飛び込んでくることもあるでしょう。事件はそうやって起きることもあるわー」
マリア姉は「今日は、丘を越える道筋があるから、退屈しないイベントがあるからねー」
「えー、それじゃーこの流れなら、必ず何かあるんですね」とエリカ、ユミナは少し怯えた表情を見せていたのー
「今日は、私達がいるから、守ってあげるわよー。だから、むしろ楽しみましょうねー」と私とマリア姉は、ワザット楽しそうしてみせたわー
ところが、このタイミングで「私達そーいえば聞きたいことがありました。エミリアさんの恋バナですよー =^_^=」とエリカ、ユミナは楽しそうにみえたわー
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「それって、期待しているのは、これなのかなー」と私は聞いてみましたー
「エミリアさん、新しい王女になって、騎士団長へ嫁ぐと聞きましたわー。今度は自分の意志なんですか」と突然切り出されましたのー
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「ええ、期待して、待っていました」
「エエットーねー、最初は白い結婚を狙っていたのよー。マリア姉の恋の応援をするつもりだったしねー」
「騎士団長のご褒美の、昇爵と領地を確保しようとして、計算して『嫁ぐ』にしていたんだけどねー...」
「なんに例えればいいのかなー、そ-うねー。うん、落とし穴に落ちたようなー、かな? ああ、あるアイドルグループが出てきちゃいそうね。xxxは恋の落とし穴、見たいにねー」
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