#83 ○エミリアのかろやかな歩み(4)〔その4〕
①○エミリアのかろやかな歩み(4) #83〔その1〕
◇◇聖女様達巡行?...侍女ヒカル?...魔法使い?
②○エミリアのかろやかな歩み(4) #83〔その2〕
◇◇聖女様達巡行?...侍女ヒカル?...え、正魔導師?
③○エミリアのかろやかな歩み(4) #83〔その3〕
◇◇聖女様達巡行...侍女ヒカル...え、飛びたい
④○エミリアのかろやかな歩み(4) #83〔その4〕
◇◇聖女様達巡行...壮行会の開催...いよいよ出発!
◇◇聖女様達巡行...壮行会の開催...いよいよ出発!
「これは、魔導師エミリア・『ワンダー聖女』の弟子、魔導師見習のヒカルの身分証明になるわ、何かあったときは警備隊や衛兵に見せれば、助けてくれるからねー」
「明日からの巡行で使うからね、身に付けておいてねー」
ヒカルちゃんは「はい、分かりました」と言っていたわー
「名乗るときは、『魔導師のヒカル』でいいからねー」と言うと、とても喜んでいたのー、私も一緒に微笑んでいたわー =^_^=
◇◇◇◇◇◇ 壮行会の開催
翌日は、私とマリア姉、ヒカルちゃんの3人は、朝早く王城へ向かって行ったわー
私は、王女エミリアになるために、久し振りにピカピカに磨き上げられるのよー
エリー(女王エリーヌ)とリリー(リリアーヌ)が、磨き上げ侍女を集めていました。
ああー、やはりエミアーヌが中心になって待っていたわー。この人には、大切な場面でお世話になっているからねー。一言がおおくても、聞いちゃうんだよねー
マリア姉、ヒカルちゃんもこの侍女集団に加わり、入浴から、王女の支度が始められたのー
エミアーヌが「マリアさん、日頃からエミリアさんを『ツルツルのプルルン』にしておいて、あげてくださいねー」と言われていたわー
マリア姉私のお手入れが悪くてゴネン。ヒカルちゃんは、一生懸命になって覚えるようにしてくれていたわー、カッワイイねー
ドレスは、エリーが深い青色、夏によく合うクッキリとした色だねー
リリーが、ピンク系のドレス、いつも好きだねー。アリー(王女アリシア)は、私の選んだ色を引き継いでミントグリーン系のドレスにしていたわー
私は、水色と薄い青色のドレスにしていたのー
さあー、城門前の広場にいくわー
騎士団に王太子のサウベロがいたわー。先頭は私の婚約者の騎士団長がいたのー、少し見慣れてもらっていたので、優しく嬉しそうに見てくれたわー
王家の馬車の先頭には、エリーが悠然とした雰囲気で、(やはり女王様が板についてきたわねー)乗ったわー
2台目には、エリーとアリー、そして王女ミレーヌが乗ったのー
3台目には、私、王女エミリアと『ワンダー聖女』のネリアーナ、魔導師服でマリアとヒカルちゃんが乗ったのー
ネリアーナは、ホワイトサーベル国の、神殿の紋章が織り込まれている聖女服を着ている。『ワンダー聖女』になったので、大聖堂を管轄するアルデスさんと大聖女が、正式な聖女として認められていたのー
私は内緒ですが、ある時期には温和なアルデスさんの、手を握りたいなーと思った時もありましたが...縁なのですねー、と静かに心の中で微笑んでいましたわー =^_^=
ここから見える城門前の広場には、大勢の人で溢れていて、街燈にまでよじ登った人がかなりいたわねー
ここから、まずは神殿までのパレードコースですねー
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=




