#78 ○エルムズ王国の歩み(13)〔その3〕
①○エルムズ王国の歩み(13)#78 〔その1〕
◇◇エミリア...王都でマリアと...リリー邸宅の提案?
②○エルムズ王国の歩み(13)#78 〔その2〕
◇◇エミリア...王都でマリアと...リリー邸宅の提案?Ⅱ
③○エルムズ王国の歩み(13)#78 〔その3〕
◇◇エミリア...王都でマリアと...リリー邸宅の提案?Ⅲ
◇◇エミリア...王都でマリアと...リリー邸宅の提案?Ⅲ
貴族街と商店街の境に行って見たのー。その境目になる道の先に、小高いところに建物があった。スロープが左上がり、右上がりとなっている(古い言葉:つづら折り)馬車用の道のようだったわー。
あれ? この辺りの建物にはない塔が建物に付随している。マリアもあれかー、みたいな顔をしている。
「私は、気になるのでチョト、行ってきますねー」とマリアは言っているわー
「えー、私を一人にするのー」と言ってみたー
マリアは笑いながら「『ワンダー聖女』はどこかに、遊びに行っちゃってるんですかねー」と言われてしまったわー
「どうせ、イヤラシイ人に触られたら、雷撃が出るんでしょう?」とまた笑っていましたー
そうして、フッと消えてしまったわー、隠蔽で見に行ってるなーと眺めていたー。あれ、階段があるねー。この道を真っ直ぐ行くと徒歩の人用に階段になっていたー
それと気づいちゃったー、「電撃」ってー、加護の電撃を「OFF」にしていたんだー、危ない、危ないと直ぐに「ON」にしたわー
それと気づいたのが、人気のない建物の前で何かブツブツと言っている、おじいさん。白髪交じりの長い髪とヒゲで異世界マンガにあるドワ-フ、西エルムズ国の鉱山にもいたなー、と眺めちゃっていたー
「お嬢さん、ドワ-フが珍しいのかねと声をかけられてしまったわー」
「いいえー、西エルムズ国の鉱山で、会ったことがありますから、何かお困りのよーでしたのでー、みちゃいましたのー」
「ほーう、この国の王宮魔導師だったりしてねー、鉱山の友人がエミリアさんと言う魔導師さんの話をしていたんだー。まー簡単にあえないと思うし」
「えーと、もしかして、西エルムズ国からきていますか?」
「ああ、来たばかりだー、西エルムズ国の商人がここに豪邸を建てると言って連れて来られたんだよー、でも無理、難題ばかりだー」
「しろうとは、これだけの建物の撤去が、簡単に出来ると思っているんだー、見てくれーや、5階建てだぞー、1カ月はかかるなー」
私は眺めると、中々立派な建物だった、ガーデニングもいいし、最近引っ越したようだったわー、じゃあー、もらっちゃえー」
「おじいさん、6日で囲いの塀も含めて、消せばいいですかー」と言ってみたー
「お嬢さん、ワシをいなか者と思って、面白い冗談をいうわい」
「いいえー、私は宮廷魔導師エミリアと申します」そして、宮廷魔導師のメダルを提示したのー
「ええー! こいつは驚いたー、あんた本物の宮廷魔導師エミリアさんかい、へー! 助かるなー」と嬉しそうだったわー
「ああ、6日だってー、ガーデニングの撤去もあるんだが、凄いなー。多少地面を削っちまっても、もう一度整地するから、穴ぼこになってもいいぞー」
「そうだなー、出来たら、10人で1カ月分の手間賃、それとガレキの撤去費用もあるかー、じゃあ500万ゴルドやるからなー」
「えー、そんなに良いんですかー、じゃあー条件があります。作業中は6日間中に入れません。5階の上から1階づつ消えていきます。それとさっきの穴ぼこですがー、ガーデニングのところが窪みができます」
「ああ、それならば、問題がないー! 短縮できた時間で十分に整地ができるからなー」
私は、やったー、ガーデニングと屋敷ごともらっちゃえーーー!!
あ、忘れてた名前だー「えーとお名前は、聞いてもいいですかー」
「あー、そうだったー、おどろいていたので忘れていたなー。ワシはガルバルトじゃ、よろしくなー、エミリアさん」
「ワシの宿じゃ、何かあったら、連絡をしてくれー」とメモをもらったのー
私は、やったー、ガーデニングと屋敷ごともらえるわーーー!! そして、静かに笑っていたわー =^_^
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