#75 ○エルムズ王国の歩み(10)〔その4〕
①○エルムズ王国の歩み(10)#75 〔その1〕
◇◇聖女様達...地方巡行...変身アイテム?
②○エルムズ王国の歩み(10)#75 〔その2〕
◇◇聖女様達...地方巡行...《光の聖女》変身用?
③○エルムズ王国の歩み(10)#75 〔その3〕
◇◇エルモターム...川沿いの離宮...チェックする
④○エルムズ王国の歩み(10)#75 〔その4〕
◇◇エルモターム...エルモ川の海賊たち...ごみ掃除?
◇◇エルモターム...エルモ川の海賊たち...ごみ掃除?
私はマリアと一緒に、私の部屋でくつろいでいたわー
突然アルメスさんから連絡が入ったのー、この近くで事件があって海賊が出ているそうなのー
それで、海賊に襲われた輸送船にアルデスさんが乗っていたハズなのに、何人かの人と人質になっているみたいなのー、大丈夫かな
離宮の管理者から話を聞きくと、以前から海賊はいたが、時々海賊の事件が発生する程度だったが、最近は頻繁に発生するそうだー
領主代理のアルメスさんも、今のエルモ川の警備と一緒に、対策にも追われているらしいわー
それは、以前はエルモ川の警備とコゼットが、西エルムズ国の移民をチェックしていたこともあり、おそらくその大物の二人とつながりがあったのか、頻繁に発生をさせないようにしていたようだー
これは夏の休み前に、情報を収集して、退治しておかないと、夏のシーズンの領民達の売り上げに影響してしまうわー
王族の招待や少し早いプライベートの休日も過ごせないわー
マリアと一緒に、最近のエルモ川に、海賊がはびこっていることは、知らなかったから、困っていたー
あれ! 何か小さいものの気配がするわー、マリアと一緒に、天井を見ると、ネズミさん達のミリとミラがいたー
「真の王妃様ー、お困りの話は聞いていましたー、我が国が誇る『王妃の情報網』の出番のようですねー
「やあー、エミリア久し振りー」
「こらミラー! またお前は気軽くし過ぎだゾー、真の王妃様に失礼だろー!」
「いいわよー、ミリ。それより、いつの間に私は『真の王妃』にされているのかしらー?」
「それは、女王エリーヌ様の即位式後に、我々の長老が区別できるように、したからです、我らが忠誠を誓うは、『真の王妃』エミリア様だけですから」
「それでは、急いで情報を集めて、整理します。ご存知の通り輸送船には、我々の仲間が必ずいますから、エルモタームも含めて直ぐに情報をかき集めて、きますよー」
ネズミさん達のミリとミラは、天井から消えていたー
マリアが「そうだったわね、エミリアしかこの情報網は使えないからねー、情報収集を待ちましょうねー」
「それにしても、エミリアは別の方向で外堀を埋められて、内堀もガッチリと抑えられて、いたんだわねー」
「これはもう、諦めて『王子か王女』を産んであげるしかないわねー」とニヤニヤとしながら、言っていたー
「チョットー! こんな時にイジリかー! マリアはやめてよねーーー!!」と言うとー
「こんな時だからこそ、心に、ほんの少しのすき間を持たないと、直線的な判断をしたりするでしょー!」
「私は、緊急事態に追い込まれる気がしていたわー、いま気が付いわよー、ありがとう私の補佐官殿」と言って肩の力を抜いて、マリアと一緒に、軽く笑っていたー =^_^=
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